天邪鬼はつらいよ2015.11.10
こんにちは、代官山店の大竹です。
毎回ブログのテーマを頂くと、出来る限りそのテーマに合ったところを訪ねて体験したことをと思うのですが、今回の天邪鬼は難しい・・・
しかし少し薄れていた記憶が呼び起こされ、思い立ちました。
映画「男はつらいよ」の主人公、車寅次郎ことフーテンの寅さんに会いに柴又へ行こうと。
映画でお決まりの寅さんの恋愛事情はというと、手の届かない美しい人に夢中になって、あれやこれやと周りを巻き込んで騒動を起こし、いざその人が寅さんに好意を持つと逃げ出してまたどこかへ姿を消してしまう。
まさに絵に描いたような天邪鬼。
そういうところが憎めなくて愛される寅さんの魅力のひとつなのですが。
柴又駅に着いて駅前の寅さん像を過ぎ帝釈天参道へ入ると、撮影で使われていたお店が並んでいます。
なんとも味のある魅力的な建物のお店ばかり。
個人的にこの雰囲気はとても好きで、映画の世界にも入りこんだ気持ちになりました。
参道を抜けると柴又帝釈天があり、ここでも天邪鬼に出会うことが出来たのです。
帝釈天の二天門の左右には増長天と広目天の像があり、よく見ると何かを踏みつけている。
どうやらそれが悪業煩悩の天邪鬼のようなのです。
帝釈天は貴重な木彫があることで知られていて、画像ではわかりにくいかもしれませんが、天邪鬼はつらいよ・・・という声が聞こえてきそうでした。
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