代官山店の藍染め体験記録2016.05.17
藍染め好きの我々代官山店スタッフ。先月念願の藍染め体験に行ってきました。
今回伺ったのは、東京の都心から電車で約1時間半。かつて武州と呼ばれた埼玉県羽生市の「武州 中島紺屋」さん。 埼玉県のこのあたりは明治の最盛期には200軒以上の紺屋があった藍染めの産地で、中島紺屋さんは160年続く老舗の染屋さんです。(剣道着に使われる糸、生地の染色を多くされています。)
今回染めたのは、スラブのパンツ。藍染め体験は通常ハンカチやTシャツなのですが、頑張りました! まずは水につけて洗います。こんな真っ白なパンツがどんな藍色になるのか楽しみでしかたありません。(しかしこの季節でも水はひんやり冷たかった・・・。)
そしていよいよ染めを始めていきます。 1回目の藍染めの液に入れるときはちょっと緊張しました。(画像では何故か満面の笑みですね。)
十分に液にくぐらせ持ち上げると最初はこんな渋い緑色。(藍の染料はもともと緑色なのです。)
干して空気に触れさせると、酸化して藍色に変わっていきます。 今回は濃い藍色に染めたかったので、この工程を5回繰り返しました。(パンツの重たさに徐々に腰や腕が痛くなってきます・・・職人さんの大変さを実感しました。)
そして1度水で洗い、外で少し干して、完成。
我ながら良く染まったと満足気な表情です。
濃い藍色が履きこむことで育つ色の変化を楽しみに、毎日のように履いています。 我々の熱い暑い体験トークと実物も見にいらしてください。
お世話になった新島さんと。ありがとうございました。
今回お邪魔しました「武州 中島紺屋」さんに染めて頂いた『武州藍スラブパンツ』を、5月21日(土)から代官山店限定 数量限定で販売しますのでお楽しみに。