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鍋の季節2016.10.25

こんにちは。代官山店の大竹です。
ひんやりと冷えた夜の帰り道。スーパーに立寄ると、鍋のコーナーが大きく打ち出されていました。

子供のころ、私の家では冬の毎週日曜日の晩飯は必ず親父が仕切る鍋でした。いつも白菜、鶏肉を入れてポン酢で食べる関西風の水炊きで、一度入れた具材を全部さらって(全て食べて)から、新しく入れ煮立つまで待つのが決まり。途中にうどん、最後にはご飯を入れ、とき卵を回し入れ火を消し蓋をして待つ・・・それが親父の鍋でした。少し残ったおじやを翌朝食べるのは最高の楽しみでしたが、さすがに毎週のことで飽き飽きしていました。

あれから、もつ鍋、ちゃんこ鍋やトマト鍋・・・今ではいろいろな鍋を食べました。
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①、②は代官山店隣の梁さんのてっちり(河豚から出る出汁はとても美味しい!個人的には口が好きです)とあんこう鍋(あん肝たっぷりの味噌鍋、こってり旨です)。
③は代官山蟻月のもつ鍋(こちらのはもつがフワフワなんです)。
④は久しぶりに帰省した実家で作ってくれた、珍しい鱧しゃぶです。(知らなかったのですが鱧もとても良い出汁が出で美味です!)

だけど寒くなると食べたくなるのは、家族で食べたあの鍋。特別なものではなかったので写真の1枚も残っていませんが、今でもはっきりと覚えていて、自分なりに作ることも出来るようになりました。

最近は新しい土鍋も手に入れました。さて今夜は何を入れよう。白菜、鶏肉、鱈?牡蠣?春菊?水菜?キノコ?・・・想像するだけでわくわくします。
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