共通語「ボロ」2017.05.16
こんにちは。名古屋店の藤原です。
衣でもおなじみの襤褸(らんる-ぼろ)の商品。今や海外でも通じる「ボロ」。
異国でもその手仕事の繊細さと美しさは心を捉えられる様で、今や共通の言葉ともなっています。
もったいない、物を大切に慈しむ。そんな心の現われが生み出した作品とも呼べる布地は、美術作品の絵画を愛でるかの様な価値を今や持っています。
日本を離れ、海外で用いられている事もあり、驚くばかりです。
本来なら、《きたない》と捉えられるはずの繕いに、日本のみならず異国の人の心も捉えた「ボロ」。
手仕事を美しいと思う様は、日本人がワークウエアとしての日常で穿きこまれたデニムのビンテージを欲したのと変わらない部分なのでしょうか?
美しいと異国でも捉えられるボロの美
今や中々手にも入りづらく、その布地を用いた作品も数少なくなってきてはいます。
そんな中、その布地の朽ち果てを再現した加工の作品は衣やKRMの中にもあります。
まだ目にされていない方は是非、店頭で見てください。
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