「最高峰の革」、栃木レザーの魅力。2017.05.15
膨大な手間と職人の粋を集め、国内最高峰の革ブランド化に成功した栃木レザー。 この独特の革質に魅了され衣でもこの栃木レザーを使った商品が登場しています。
そもそも「皮」はそのままでは水分が多く、腐りやすいものでした。
そこでタンニン液や化学薬品を使い腐りにくく加工しやすい「革」へとなめす作業が必要になります。 タンニンなめしで生み出された革は「ヌメ革」と呼ばれ使い込む程に美しい色合いに変化していくきます。 中でもこの栃木レザー製はアパレル業界では最高品質として知られていて、一般の革の数倍の価格で取引されている程。
なぜ栃木レザーが一般の革と一線を画すのか?
それは、作業工程にあります。
栃木レザーは原皮から革に加工し、染色するまでの工程をすべて自社で行っているのです。 その作業工程は実に20以上にも及び職人による徹底した品質管理を可能にし、それが出来るのは国内では栃木レザーが唯一。
安価な化学薬品を使えば数週間で済む作業を、数ヶ月をかけて丁寧に仕上げていきます。 「採算が合わない」と他社が諦めるような工程を貫くことで最高品質の革としての評価を勝ち取ったのです。
独特の丈夫でコシのある革は膨大な時間と手間をかけた職人達によって生み出された奇跡の革なのです。
今、衣で栃木レザーをご覧いただけるのが「蛇腹 革長財布」。 使い込むことでの経年変化が楽しみな作品です。
5月19日(金)から代官山店では「栃木レザーバッグ」の期間限定受注会を行います。 たっぷりめの革トートバッグをご用意しておりますのでこちらもぜひご覧ください。 詳しくはまたブログにてお知らせさせて頂きます。