「衣の着合わせ」 名古屋パルコ2011.04.16
皆さん、こんにちは。衣名古屋パルコ店の藤原です。
想像を超える大震災。多くの方々の日常を奪い、テレビから流れる映像に目を背けたくなります。
私も阪神大震災の経験者です。雪降る中、学校の校庭まで逃げた事。避難所での生活。忘れられない記憶です。でも。人々は光りを目指し復興を果たします。被災された方々も、何か出来る事が無いかと願う私達も、沢山の思いがこれからの道しるべとなるはず。だと思います。
まだまだ店頭での募金活動も行っております。是非皆様のご協力、心よりお願い申し上げます。
ここ数日、名古屋では暖かさが増し、ようやく春の訪れを感じています。陽射しも柔らかく麗らかな日々です。そうなると、さてさて春らしい装いで出かけたくなりますね。
先週、コロモールの着合わせで(ケータイの方はコチラ)仲嶺店長の着ていた麻素材の五分袖シャツ。こちらの新柄が届きました。その名も「花どき五分袖シャツ」。
いつもは、大輪の花や蕾で表現されるはすですが、散華(さんげ、れんげ)と呼ばれる世界観のシャツです。花は散る前が、一番美しい。なので、花どき。裏からインディゴ染料で施された“にじみ”はまさに職人技。そして、白い麻の素材に白のプリント。花どきの瞬間を閉じ込めた一枚です。
その下には、「登龍門Tシャツ」を合わせます。滝のしぶきまでを表現してあるかのような手染め・滝染め。1枚1枚違う染めはそれぞれの表情が違って見えます。
パンツは、「丸鯰衣ファーマーパンツ」の紺色。一言に紺と言っても、穿いて・穿いて・洗って・洗って。長い時間を経た様な紺色です。爽やかな風を受けて、まさしく今が花どきな桜を愛でに出かけましょう。
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