天晴れ“染”ご覧あれ!2013.06.21
阿波、奄美、丹後、各地に旅をした衣の服たちが、
京都の工房へと帰路につき、衣の職人たちによって、
最後の一味を施され、いよいよ明日、店頭に顔を並べます。
水の恵みをうけてきたもの、
大地の香りを引き連れてきたもの、
人の手の温もりにふれてきたもの、
どれも旅の中で実感する特別な事。
それは、人も服も同じなのです。
ギュウッと想い、詰め込みました。
まさに『天晴れ』な作品たち。
本物の“色”をご覧にいらしてください。
明日、6月22日(土)より、販売開始です。
※店舗により、入荷作品は異なります。気になる作品はお取り寄せも承ります。
詳しくはオスティア・ジャパン衣 各店までお問い合わせください。
※オンラインショップでの販売開始は6月22日(土)正午12時~となります。
公式ショップではシステムの関係上、12時より順次販売開始とさせていただきます。
三条店に子供服「童(わらべ)」の人気シリーズ新柄が登場です!2013.06.20
『期間限定ショップお礼とお知らせ』2013.06.19
こんにちは。期間限定ショップ・札幌の近藤と赤瀬です。
去る、6月18日(火)をもちまして、丸井今井 札幌本店での
オスティア・ジャパン衣 期間限定ショップを終了いたしました。
京都を遠く離れ、北海道という初めての土地に、
どんなお客様との出会いが待ちうけているか、ワクワクしながらの初出店でした。
期間中は沢山のお客様にご来店いただき、とても嬉しい一週間となりました!
同じ日本とはいえ、北海道までくると、食文化や生活スタイルのとの違いに
驚きと発見の連続でした。京都へ帰るのが名残惜しいほどです。
さて、オスティアジャパン衣 期間限定ショップは、
熊本県にあります鶴屋百貨店でも引き続き開催中です!
次週、25日(火)までとなっております。是非、お立ち寄りくださいね。
人の手が作る色、人だから出せる色。“染”作品がそろいます!2013.06.18
浅瀬の様な鮮やかな色もあり、深海の様に吸い込まれるような深い色もある。
青い目の藍染め作家の心を映し出したような『阿波本藍』。
人の暖かさに育まれ、大地の暖かさを伝える色。
車輪梅から煮だした染液と、泥田(どろた)に何度も浸し、
伝統工芸士によって染め上げられる『泥染め』。
京都の北端、丹後にアトリエを持ち、機械を使うこともなく、
一心不乱に手だけで染料を染めつける独特の技法で、
重厚な色も、鮮やかな色も自在に染める『高蔵染め』。
楽しんで作りあげたものは、誰が見ても良いと思えるものになる。
衣の職人達が、その遊び心をふんだんに詰め込み、
思いついた楽しい染め方や色あわせを表現した作品たち。
作家や伝統工芸士、職人がこの日の為、技の限りを尽くして染め上げたもの、
そんな“色”にまつわる作品が一同に顔を並べる“染”の展示会。
今週末、オスティア・ジャパン衣の全店で開催です! ぜひ、ご来場ください!!
※期間限定ショップでは開催しておりません。
■6月22日(土)~
「日常着をお出掛け着に変化させる着あわせ」 スタッフ着あわせ 名古屋店2013.06.14
入梅の頃こそ、空もどんよりした日々でしたが、今は疑うかのような晴天に恵まれる日々ですね。
暑い陽射しに真夏をも思わせる太陽。先週ご紹介の千葉パルコ着あわせの「旅する6月」。
女性ならではの千葉パルコ店の着あわせに、旅先を共に楽しめる男性の着あわせを、
名古屋店よりお届けしたいと思います。
一番のメインは先日、再入荷したばかりの「風神雷神エアーブラシTシャツ」。
和の色の力強さを感じられる一枚は、旅先の景色にもとても良く映えます。
ドレスアップした女性をエスコートする為に、Tシャツに変化を待たせた着こなしが出来る
「インディゴ鹿の子ベスト」を羽織ります。散策するにも、体の動きを妨げないTシャツ素材の
鹿の子のベストは苦も無くお洒落を楽しめる着あわせが出来ます。
そして、旅する鞄としての「放々バック」を持ち、この鞄に合わせた色味で
「酒袋パンツ」をはきます。強い日差しには「古布縞ハンチング」をしっかりとかぶり、
さりげなくペアルックが組める大菊のストールを男性風に巻きます。
少しカジュアルすぎない大人な着こなし。ちょっぴりいつもとは違う見せ方で旅に出てみてはいかがでしょうか。
共に旅する人に合わせての着こなしも楽しいですよね。
お出掛けのご予定がある皆さん! 私達と一緒に旅のコーディネートを考えてみませんか??
期間限定ショップ 「御礼」と「次回開催地のお知らせ」2013.06.12
昨日6月11日(火)をもちまして、静岡伊勢丹での、
オスティア・ジャパン衣 期間限定ショップは終了となりました。
期間中は沢山のお客様にご来店いただき、誠にありがとうございました。
梅雨入りこそしておりましたが、期間中は良いお天気の日が続き、
温暖な静岡に「ようこそ。」と迎えてもらった様な気がしました。
わずか8日間ばかりでありましたが、楽しい一時を過ごさせていただきました!
さて、オスティア・ジャパン衣 期間限定ショップ、
次回の開催地は…、日本の北と南に大きく移動し、
本日より、北海道と熊本県にて開催させていただいております!!
≪北海道≫
■丸井今井 札幌本店 大通館5階階 ザ・ステージ#5
■6月12日(水)〜18日(火)
京都 寺町店の近藤と、三条店の赤瀬がお待ち申し上げております。
≪熊本≫
■鶴屋百貨店 本館 5階中央エスカレーター横 特設コーナー
■6月12日(水)〜25日(火)
名古屋店の大山と、代官山店の鬼丸(20~23日)がお待ち申し上げております。
ぜひお近くの方は遊びにいらしてくださいね!
皆さまのご来店、心よりお待ち申し上げております。
「旅 ~青くて蒼くて碧い海!~」 松本パルコ店 丸山 2013.06.11
夏を感じられる季節になってまいりました。
そろそろ、今年の夏休みにはどこかへ旅に出よう!と計画を立てている方もおられるのではないでしょうか。
今回は松本パルコ店丸山にとって忘れられない「旅」のお話です。
旅先で出会った風景に心を奪われる、という経験のある方も多いと思います。
非日常を味わうことのできる旅は、見る物全てが新鮮でどれもこれも目を奪われてしまいますよね。
その中でも「目に焼き付いて離れない」風景があるのではないでしょうか。
私も数年前に訪れた先で目にしてから、ずっと忘れる事の出来ない風景があります。
それは沖縄の海の色!
山に囲まれた地に棲む信州人にとって、海そのものが憧れではあるのですが、
あの時に見た青く澄み渡る海は本当に言葉を無くすほどでした。
一言で「青い」と言いきれない、蒼かったり、碧かったり…と複雑に変化する「青」に釘付けでした。
深く吸い込まれそうな海を、時間をたつのを忘れて眺めていたのを覚えています。
不思議な事に、その時ふいに心をよぎったのは、何故か藍染めの事でした。
あんなにも藍の色に惹かれてやまないのは、それが海の色と同じだからかもしれない。と。
その時は、近い将来自分が藍染めの服に囲まれて過ごすことになるとは思ってもいませんでしたが、
間違いなくあの海を見てから私の心は藍に捕らわれてしまったのだ、と今は思っています。
もしかしたら今こうして衣のお店に立っているのも、あの海がきっかけだったのかも…と大げさでなく考えたりもします。
もちろん、次に行くときにはインディゴのTシャツを連れて行こう!と決めています。
皆さんのそんな旅先での「出会い」の話、是非聞かせて下さい!
「旅する6月」スタッフ着あわせ 千葉パルコ店2013.06.07
この6月で今年も気づけば半分に突入、、
皆さまはこのゴールデンウィークは何処かお出かけされましたか?
こんにちは、オスティア・ジャパン衣 千葉パルコ店です。
ゴールデンウィークもお出かけされた方も、
お休み返上で頑張った方も、、6月の旅へ衣を連れて出掛けませんか。
今回の千葉の着あわせはこの季節、旅先で愉しんで頂きたいスタイルをお届けします。
主役はこの春の旅カタログでも注目されていた方も多かった「スタンドハイウエストワンピース」。
ゆったりとした麻素材のワンピースは裾には複雑なプリーツ、肩から下に割れた5分袖、
空間のある釦の配置、どこをとっても新鮮で、そのデザインは、どこか非日常的な空間に
浸れる旅先での装いにぴったりです。また裾と胸元に入ったグロリオサの刺繍は、
さり気なくワンピースに華やかさを添えてくれます。
そしてこの旅、欠かさず持っていきたいのがシルクと麻で織られた大菊ストール。
6月に天候は変わりやすいもの、夏のような強い日差しにも、突然の雨で肌寒く感じられる時にも
この一枚があれば大丈夫。。左右に刷られた大菊、大判だけど軽くて軟らかい、大事な旅のお供です。
そして旅といえばやっぱりバッグはこのかたちではないでしょうか。。
月下美人を染め抜いた「レトロがま口ボストンバッグ」。繊細な月下美人が他にはないボストンです。
さて旅の準備も整いましたので。。
皆さまお気をつけて、衣と一緒に素敵な思い出を沢山作っていらしてくださいね!!
「旅 ~伝統工芸を守る街を訪れる~」 三条店 柴田2013.06.04
こんにちは。三条店の柴田です。
私は先日、大学時代の恩師を訪ねて石川県金沢市に行ってきました。
初めての地へ弾丸の日帰り旅…。金沢といえば、新しくできた現代美術館や、
兼六園で有名ですが、加賀藩の城下町で歴史と文化が残る、
どこか京都にも似た趣深い落ち着いた町でした。
一番の目的は、金沢の美術大学で染織の研究と講師をしている恩師に会いに行くことでしたが、
金沢の工芸品に触れることを楽しみにしていきました。
金沢は加賀藩主が工芸・芸能の文化を奨励したことから多彩な工芸文化が息づいています。
加賀友禅・金沢久谷・金沢箔・金沢漆器・茶の湯釜など、まだまだ多くの伝統工芸が残っています。
それは金沢という市が、職人・作家、また工芸作家志望の若き世代をバックアップしている背景にあるそうです。
大量に安く、ものがあふれるこの時代、古き良きものの需要が減るとともに、
素晴らしい職人さんの技術や、新たに生まれるはずの工芸品が姿を消しつつあります。
京都の伝統工芸も例外ではなく、そんな現状を回避するべく、
金沢は若き作家を育成するため、援助をしたりそのための施設がいくつもあります。
その中のひとつ「金沢卯辰山(うたつやま)工芸工房」という施設へ行ってきました。
工芸資料の展示と、高い倍率をくぐり選ばれた工芸作家が作品を作る場として、
日本の歴史100選にも選ばれた卯辰山に立てられた施設です。
ちなみに、その卯辰山の麓では、昔から山から川にそそぐ水で加賀友禅染めをしていたと教えてもらいました。
金沢美術大学と金沢卯辰山工芸工房を訪れ、作家さんや学生さんが金沢の伝統芸を現代に受け継ぎ、
自身を表現する新しい作品を作っている姿は、とても素敵で刺激的でした。
京都でも、もっともっと金沢のような思想や制度が増えたらいいのにと、願わずにはいられません。
当たり前に過ごしている場所から一歩でて、見に赴くことの楽しさを久しぶりに実感しました!
次の刺激を求めて、また知らない場所を訪れる計画を立てたいと思います。
「梅雨には爽やかスタイルで」 スタッフ着あわせ 代官山店2013.05.31
みなさんこんにちは、代官山店です。
早いものでもう6月。蒸し暑い梅雨がもうそこまで・・・
今回はそんな時期に着心地よく見た目にも爽やかな着あわせをご紹介します。
サラッとした鹿の子素材をつかった「にじみ桜鹿の子ポロ」を着て下さい。
襟元に麻を使っているので首元がとても気持ち良いのです!
本藍の染料を使い、手刷りで濃淡で表現された桜が涼しげで、
使い込むほどにその淡い青が広がりを見せてくれますよ。
パンツは何度も染めを重ね独特のアタリのある「酒袋パンツ」を。
オックス素材は生地がしっかりしていて肌触りが最高です。
道着をイメージしたインディゴ生地もポイントになってカッコ良いですよ。
刺し色でインナーには明るい色を合わせてみて下さい。
梅雨だからこそ、自分も周りも爽やかな気分になる着合せをしたいものですね。
ぜひお試しください!!
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