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「一休さん ‐その1‐」 大津パルコ店 岡山2011.02.17

皆さん!こんにちは!大津パルコ店におります岡山です!
今回は、素敵なご縁のお話少林寺というお寺のお話を、少し長くなるので2話にわたり書かせて頂こうと思います!

それは昨年末のお話です。。。 いつも通り大津のお店に立っていると「こんにちは!」と、可愛いらしい女性の声が!? 見てみるといつも大津のお店に足を運んで下さるお客様が、そこに立ってられました! 「いらっしゃいませ!こんにちは!」と挨拶を交わし、いつもの様に楽しくお話が始まりました。。。

そして、入荷したての新作のお話などが終わった頃…突然! その方が、ディスプレイしてあった『地獄太夫と一休和尚スカジャン』の前でピタッと足を止めて「一休さん。。。」と一言。 僕は疑問に思って、その事について色々とお話しを聞いてみると…なんと! その女性のご実家は、実は一休さんのお寺だったんです!! Syourinji Syourinnimon_2

「えぇ!!?」と、予想もしていなかった事に思わず驚いてしまったのですが、衣でほとんど使われた事のなかった一休さんというモチーフが、今回のスカジャンの柄となり…何か不思議なご縁を僕は感じ。。。 つい先日、その一休さんのお寺に行ってきました!!

そして、ここからはお寺に行った事を書かせて頂きます! お寺の名は先にも書きました『少林寺』という名で、滋賀県の守山市にあります! 臨済宗大徳寺派のお寺で、一休さんこと一休宗純が開祖したと伝えられています。 一休さんのお寺は他にも京田辺にある一休寺と、紫野にある真珠庵の2つがあり、この3つが一休寺(いっきゅうでら)と呼ばれています。 世間一般では、京都の2つのお寺がよく知られている様です。ちなみに…、一休さんは京田辺の一休寺で最後を迎えられたそうです! 臨終の際の有名な言葉「死にとうない」は、このお寺で言われたのですね。Ikyusan

さて話は戻って少林寺ですが、まず紹介していただいたのが、こちら!Raijini_5

“雷神井(ライジンイ)”と呼ばれる井戸です!この井戸には面白い逸話があり…、〈夏に一休さんが守山で過ごしていた頃、よく雷が守山には落ちたらしいのですが、ある日、その雷を落としている張本人のいたずらな雷さんが、この井戸に誤って転げ落ちたそうです。これをチャンス!!と思った一休さんが頭にかぶっていた傘で井戸に蓋をして雷さんを懲らしめようと閉じ込めてしまいました。外へ出たい雷さんは、一休さんに「もういたずらはしません!(涙)」と許しを乞うてやっと外へ出してもらえたそうです。〉

その日以来、守山には雷が落ちなくなり、一休さんは守山の人から神様の様に崇められたそうです。奇行が目立つ一休さんのお話しとはまた違った一休さんを知る事が出来ました。

そんな一休さんのいた少林寺には見どころがまだまだあります。次回の続編では、そのご紹介をさせていただきます!!お楽しみに!!

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