雪の花2015.07.24
こんにちは!梅雨明けが今か今かと待ち遠しい福岡パルコ店の丸山です!
今回ご紹介するのは、目にも涼しいレディスのカットソー。
その名も「雪花絞り半袖T」、…雪の花。なんだか可愛らしいですよね。
雪花絞りとは絞り染めの一種で、布を折りたたんだものを板で挟み絞って染めたものです。布の折り方で染め上がりの印象が変わるのですが、染め上がりの模様、にじみ具合が本当に雪の結晶の様で、いつみても溜め息の出る美しさ!熟練の職人さんが一枚一枚染め上げている為、同じ物はふたつとありません。
そんな雪花絞りを主役に、スカートを合わせて女性らしいコーディネイトにしてみました!
「雪花絞り半袖T」
「アシンメトリー牡丹刺繍スカート」
「手彫り金魚ネックレス」
夏らしいコーディネートで、心地よくお出かけできそうですね♪
こちらはパンツを合わせてアクティブな印象に。
ジャケットを羽織る事でボトムスとのバランスも取りやすく、しかもUV対策にも◎
「雪花絞り半袖T」
「備後絣折り紙ジャケット」
雪の花、全店で満開です♪是非、見にいらして下さいね!
スタッフブログ新テーマ 『店』2015.07.20
気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。
木々の葉は濃い緑になり、晴れの日の空はスカイブルーに澄み渡り、
夕焼け空は世界の有名なサンセットポイントを見ているかのように、鮮やかな橙色。
花や水の色が夏特有の発色を見せてくれる夏。
暑さ対策にも気を付けて、でも今年しかない2015年の夏…、
めいっぱいお楽しみくださいませ。
さて次週よりスタッフブログはテーマ『日本昔話』を終え、新テーマへ。
新しいテーマは…『店』、つまりショップです。
私たちが皆さまとお会いし、お話をさせていただく場所は、
日本広しといえども、私たちが全国6ヶ所にある「店」になります。
さらに、オンラインショップや、期間限定ショップをあわせ、8店舗。
映画の世界の話というわけではないですが、
それぞれの店には毎日の様に何かの物語が生まれます。
新作が届いた時…、
ディスプレイの印象が変わった時…、
他店のスタッフが顔を出した時…、
雨の日、晴れの日、曇りの日…、
皆さまがお越しくださった時…。
わざわざお伝えする事のほどでもないのですが「実はうちのお店…、」や、
お店ごとの秘められた話や、スタッフの話、お知らせ、どんな話が聞こえてくるやら…。
楽しみにしていて下さいね♪
夏は軽やかに2015.07.17
皆様こんにちは、三条店です。
今回の主役は、、、暑い季節に爽やかな風を運んでくれそうな「和紙桜と錦鯉半袖T」です。
和紙で桜の花びらを表現しているので、水面を覗き込んでいるような立体感が感じられます。
~スタッフ着用アイテム~
・絣ハーフパンツ
・裂き織り雪駄
・富士山ステッチガマ口バッグ
・手彫り鯰 革ネックレス
Tシャツ以外をインディゴでまとめましたので、今回は鮮やかな茜色をチョイス致しました。
インディゴの中でTシャツの華やかさが際立って、まさに王道の夏コーディネートです!
インディゴTシャツも良いですが、暑い季節は涼しげな色味のTシャツもかかせませんね。
夏は薄着でコーディネートがマンネリ化してしまう、、、という方にはこちらがオススメです。
~スタッフ着用アイテム~
・Round collar shirt
・富士山ステッチ革クラッチバッグ
長袖シャツで重心が上半身に上がったことで、少しシルエットに変化が出たように感じませんか?
長袖でも通気性の良い生地感のものを選ばれると涼しいので、夏にもオススメです。
ハーフパンツのロールアップに、雪駄を合わせて、腰から下にかけてはとにかく軽快に、トップスはシンプルな白の長袖シャツを袖まくりで、こなれた雰囲気ですね。
どの季節でも、シルエットやポケットの位置がいつもと違うものを選ばれると、印象が変えられますので、皆様是非お試し下さい!
それぞれの昔ばなし2015.07.13
こんにちは。寺町店の宮本です。
昔話、小さい頃に母に寝る前に読んでもらうのが大好きだったのですが、今思い出そうとしてもどの昔話もおぼろげな記憶ばかりで、こうだったかな?何か違う気がするんだけど。と答え合わせをするかのように色々な昔話を調べてみました。
皆様「さるかに合戦」という昔話の物語は覚えていらっしゃいますか?
地域差はあるようなのですが、サルが柿の種をカニに埋めさせて、その柿が育ち、実ったら独り占めをしたサルを、栗や蜂、臼と協力したカニがこらしめるというものです。
ですが、調べてみるとこんなお話もありました。
サルがカニの代わりに木に登って柿を独り占めすると、蟹が一計を案じて「柿の籠は枝に掛けると良いんだが」とつぶやきます。サルはなるほどと枝に籠を掛けると、柿の枝は折れやすいので籠は落ちてしまいます。蟹は素早くこれを抱えて穴に潜り込みます。サルが「柿をくれ」というと「入っておいで」と取り合いません。
サルは怒って、「では、穴に糞をひり込んでやる」と穴に尻を近づけました。蟹はあわててサルの尻を挟みます。それ以来、サルの尻から毛がなくなり、蟹の爪には毛が生えるようになったという由来話になっているものです。人の数だけ話があって、話の数だけ意味があるのか、と感慨深いものがありました。
昔の話で、昔話。いつかは今も昔になります。昔話として今の私たちの生活が語り継がれるのかも?と思うと少しワクワクするものがありますね。
数の少ない出会いのもの2015.07.10
こんにちは。雨が降ったり止んだりと梅雨の季節ですね。名古屋のお天気も一日の中でも移ろいます。そんな名古屋から、入荷したばかりの作品をご紹介いたします。
このアロハシャツの生地、何の生地だと思います??実は古い時代の小麦粉の袋なんです。はじめ白かったであろう生地は、時間の流れと場所を旅するうちに生地にその味が出て、綻び補強をされ。小麦粉を詰めていた袋のはずが、何故か養蚕農家で使用されていた様子。
長い旅をして衣に辿り着いた時には、中からコロコロ蚕の繭が転がり出てきたそう。物を詰めて運ぶ用途として使われていた筈の布地が、今度はアロハシャツとなってあなたと共に出掛けます!
綻びを補強してあるため、継接ぎ部分もそれぞれに。布地に印刷されている文字や絵柄もそれぞれに。1点ずつ異なる仕上がりとなっています。上から染めを施してさりげない味わいも足してあります。これからの季節は、ハンチングでもハットと合わせても。ハーフパンツと軽やかに。夏の装いを楽しんでみてください。
古い布地からの仕立ての為、数に限りがございます。是非お早めにご覧下さい!ご来店お待ち致しております。
古布小麦粉飼料袋アロハシャツ
茶/緑
M・L・XLサイズ
¥17,800(税抜)
命のろうそく2015.07.06
いつも気まぐれ日記をご覧いただき、ありがとうございます。三条店 近藤です。
この春夏テーマ「日本昔話」、このフレーズだけで小さい時に一番印象に残っている昔話が懐かしく思い出されました。「命のろうそく」をご存知でしょうか?
ある兄弟の兄が病に苦しみ日に日に衰弱する姿を見て弟は神様に毎日お祈りしたところ、神様が覚悟があるなら兄を助けてやる・・・と天からハシゴを降ろしました。覚悟を決めた弟はそのハシゴを使い、天まで登り鬼が立っている門を恐々様子を見てすり抜け、最後の門を開いたそこには無数の蝋燭が灯っており、弟はその中から兄の名前が書かれた蝋燭を見つけました。
兄の蝋燭は倒れており、今にも火が消えそうになってました。その蝋燭をそっと立たせて一生懸命に祈りました。するとあれだけ衰弱していた兄が何事もなかったかのように起き上がり、元気にその後、弟と幸せに暮らしたというお話しです。
何故か私はこの昔話が好きです。昔話しには古い歴史があり今も尚、語り継がれているお話しがとても多いです。一つ一つに意味のある日本昔話・・・。奥が深いものです・・・。そして!!そのお話しがなんと!!!
先日、寺町店限定として、半袖シャツになり販売されたのです。
寺町スタッフが得意げに着ているのを横目に、気まぐれ日記を書く今日この頃・・・。残っていますサイズもわずかですが、限定柄なのでこの機を逃すと2度と見れません!!!作品があるうちに見に来て下さい。
夏らしく…!2015.07.04
7月に入り、いよいよ夏らしくなって来ました。夏が近くなると、なんだか気持ちも外へ外へ!おでかけしたい!という気分に…。どこへ何を着ていこう?なんて考えるのも楽しいですよね。店内にも夏らしい!柄のカットソーが福岡パルコ・心斎橋・代官山のお店に登場いたしました。
白地のボディを涼しげに泳ぎ回る金魚たち。
手刷り印刷に手彩色…と、衣の職人技もしっかりと味わって頂けます。
【2匹金魚半袖T】
¥4,500(税抜)
白/SS,S,M,L,XL
もう一枚は、あでやかに咲き誇る牡丹の花。
少し落ち着きのある色味で施された大輪の花はどこか大人っぽさを感じさせます。
【重ね牡丹半袖T】
¥4,500(税抜)
白/SS,S,M,L,XL
1枚で着て主役になるTシャツ。さぁ、これ着てどこへ行こう?
アシンメトリー牡丹刺繍スカート2015.07.03
皆様こんにちは。梅雨もそろそろ終盤に差し掛かり、夏本番がすぐそこまでやってきていますね!
今回は、心斎橋店より夏の着合わせをご紹介させて頂きます。
【スタッフ着用アイテム】
・一筆描き刺繍クロスチャイナワンピース(ショート)
・アシンメトリー牡丹刺繍スカート
・くつろぎガイコツ足袋サンダル
いかがでしょうか?さらりとした光沢のある綿生地です。軽く薄い生地のなので、風や動くたびにひらりと揺れ、より女性的に美しく演出してくれます。
大胆かつ贅沢にも大輪の牡丹が刺繍され目を引きます。同系色の刺繍を入れることにより、上品に。そして、立体的に牡丹が浮き出る刺繍はより華やかに見せてくれます。
裾が斜めになっており、広がり過ぎず、シルエットをスッキリ見せてくれますよ。
綺麗な女性をことわざで、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とありますが、このスカートは1枚で表現してくれるのではないでしょうか。
爽やかで上品に揺れるスカート、ぜひ夏の風を感じてみてください。
おつう伝説2015.07.01
京都は比叡山のふもと、大原へやってまいりました。いや~実にのどかな風景ですね。
あ、申しおくれました、日本昔話ツアーズへようこそ。こんにちは!1日体験ガイドのながたです。どうぞ宜しく。
市内中心部からバスでおよそ1時間、とても静かで落ち着く場所にたどり着きます。三千院や寂光院といった人気の寺院があることでも有名ですね。昨年から気まぐれ日記を読んでくださっている方は、あの「シソ染め×柿渋Tシャツ」でもご存知な場所かと思います。
さてさて今回は1965年に大ヒット、デューク・エイセスの「女ひとり」をバックミュージックにこの地にまつわる日本昔話ツアーズへといざないましょう。(心の中で口ずさんで下さい。ご存知ない方はポチっとどうぞ。)・・・・・……
……・・・・・大原という地には、それはそれは悲しい、ある女性の伝説が今も語り継がれているのです。
それが「おつう伝説」。
現在、京都市内から大原へ向かう道は、その昔からなくてはならない街道でした。それは「鯖街道(さばかいどう)」と呼ばれ、日本海側の若狭で捕れた鯖を、より早く京都を運ぶために利用され、多くの人が行き交った街道なのです。
ある日、若狭の殿様が京都からの帰り道すがら、この大原の里に住む「おつう」という美しい娘に出会い、見初めるところから物語は始まります。おつうにとって、この出会いはまさに玉の輿!大喜びで殿様と一緒に、若狭へ向かったのでした。
それからしばらくは、おつうはとても幸せに過ごしました。
ところが、ある時、おつうが病に伏してしまうのです。その病が続いた事が原因なのか、なんと殿様の恋熱が一気に冷めてしまい、とうとうおつうは大原の里に帰されてしまったのです。
里に帰り悲しさに打ちひしがれる日々を過ごしていたある日、あの殿様が大原の里を通り、上京することを知りました。「とにかく一目逢いたい。」その想いの一心で追いかけるのですが、病身のため、体が思う様に動かず、とうとう逢えなかったのです。
また悲しみに襲われたおつうは、大原に流れる川の女郎ヶ淵(じょろうがぶち)という場所に身を投げてしまいました。すると、殿様への想いの強さからか、恨みからなのか、大蛇に変身してしまうのです。
そんな「女郎ヶ淵」、現在では「和田橋」という橋のあたり、それがこちらでございます。
時をしばらくして、殿様はまた若狭へ帰るための、再び、大原の里を通ります。大蛇になったおつうは、これを知り、殿様の行列を追いかけ、川を下ります。花尻橋(はなじりばし)までたどり着いた時、いよいよ川から飛び出して、殿様を襲いました。しかし、行列の中にいた侍が立ちはだかり、大蛇のおつうを返り討ちにしました。
大蛇は無残にも首と尾を切り落とされ、恨みだけを残し、無念の死を遂げたわけです。
その恨みは、その日から大原の里に雷鳴轟く大雨をもたらし、悲鳴のような不気味な声が里中にこだまするではありませんか。
里の人々は、この恨みを沈めなければと、切り落とされた大蛇の首を「乙が森(おつがもり)」に、尾を「花尻の森(はなじりのもり)」にそれぞれ埋めて供養しました。その後、大雨は止み、不気味な声も聞こえなくなりましたとさ…。
そんなは「乙が森」がこちらになります。(おつうが森)とも書かれており、その由縁を感じざるを得ませんね。
では場所を移動し、こちらは「花尻の森(はなじりのもり)」。
本人は覚えていないかも知れませんが、実は足を踏み入れている京都スタッフも何人かいるのです。この景色、見覚えはないでしょうか…。
さてさてツアーご参加の皆さまは、実際に大原へ行く事があれば、この「花尻の森」の前は必ず通過いたしますので、ある場所の川を渡る橋にかかりました時にはおつうに襲われないか、ご注意ください…。
以上で本日の体験ガイドを、おひらきとさせていただきたいと思います。最後まで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!
ジレった~い!! 夏。2015.06.26
日に日に増す暑さ・・・いよいよ夏到来です!夏服の主役といえば半袖Tシャツ。ただ、どうしても着こなしが単調で、じれったい思いをしますよね。
そこで代官山店より夏の一味違ったジレスタイルをご紹介。ジレスタイルは基本的にはカチッとしたスタイルですが、半袖Tシャツと合わせると程よくカジュアルに!
主役となる半袖Tシャツには新作の「月下蛍半袖T」を。毎年夏に向けて登場する蛍柄・・・今年のホタルは月下美人と共演です。抜染で大胆に描かれた月下美人が何ともはかなく美しいのです。その周りを可愛いホタルが無邪気に飛び回る様子はとっても幻想的で◎。
色は青緑と紫の2色でどちらも色味が柔らかく合わせ易いんです。それぞれKRMの「Indigo herringbone vest」と「インディゴストライプベスト」を合わせました。
どうでしょうか?
カチッとしながらも程よくカジュアルになってますよね。毎年の夏スタイルにベストを加えるだけでガラッと印象が変わるのです。今年は是非ジレスタイルで一味違った夏の着こなしを楽しんでみて下さいね。じれったい思いをしなくなりますよ(笑)