気まぐれ日記

「ジャケット前のベストスタイル」　スタッフ着あわせ　名古屋店2014.09.11

中秋の名月も過ぎ、空が高く見えると秋だなと感じる様になりますね。
さて、今回の着あわせは名古屋店よりお届け致します。

まだまだ暑いと思っていても、朝晩の気温で不思議と秋めいた服装を装いたくなりますね。
そんな時期に着るのにピッタリなのが、ベストの着あわせではないでしょうか？？

今シーズンのＫＲＭのベストは、衿のあるジャケットスタイルの様な形です。
ほどよい生地の厚みは、まだ羽織もので長袖を着用する前に活躍をしてくれます。
勿論、ジャケットの中に着込む事も出来ますので意外と長い時期、着あわせを楽しむ事が出来ます。

衿があるデザインなのでシャツのネクタイを締めてもかっこ良いのですが、
少しラフに今回はストールを合わせてみました。そしてパンツは、同じくＫＲＭのシャンブレーパンツ。
秋物のパンツも入荷していますが、今の時期だと少し軽めな素材での合わせ方もお勧めです。

小物使いは渋い雰囲気で革素材の雲衣革トートバックを合わせてみました。

ロウケツ染め長袖シャツに用いられているロウケツ染めの技法は、
抜染とは又違う味わいがあり蝋の中に入り込んだ染料が柄をはんなり見せてくれます。
柿渋で染められた深いこげ茶色も他には無い色合いです。インディゴと柿渋の２色で随分と印象が違います。

さて、皆さんのお顔に合う色は人によって様々だと思います。どちらがお好みでしょうか？？
是非店頭で合わせて見て下さいね。

“藍の鬼衣”　期間限定販売　オンラインショップ2014.09.10

現在の優れた技術や知恵、最新鋭の機械を持ってしても、作りだせない物がある。
それは「時間」。そしてその時間が作りだしてくれたものが「古布（こふ）」。
数え切れないほどの月日を経て、幾代もの人の手を渡り、大切にされ続けた希少だった“生地”。

その中でも「藍」で染められた古布は、ひときわ私たちの心の中の、
日本人ならではの感性を揺さぶり、何も考える暇もなく、思わず手を伸ばし、
触れてみたくなるほど、心を奪うほどに魅力を秘めた素材。

すれて、ほついて、当て布をして、何度も何度も繰り返してきた「襤褸（らんる）」。
さらには半纏（はんてん）、刺し子や前掛け、蚊帳（かや）…。
これらすべて、人の生活にずっと寄りそってきた文化や歴史なのです。

そんな「藍の古布」を使い、「鬼衣（おにごろも）」は仕立てられています。

アンティークな素材ゆえ、生地の痛みはないか、色の損傷は少ないか、
服として耐えうる強度を持ち合わせているかなど、新しい生地では考える必要もない、
そんな当たり前のことも、全て調べながら、状態の良い物だけ使い、
ほどいた生地は、全て水を通し、作り直された物ばかり。

そんな選りすぐりの作品の中より一部作品を、オンラインショップで期間限定販売いたします。
元来のJAPANテキスタイルをそのままに使った「鬼衣」の秋冬作品をお楽しみくださいませ。

【期間】9月13日(土)0：00～23日(火・祝)23：59
※9月12日(金）から13日になるタイミングです。ご注意くださいませ。

作品ページへの掲載は、こちらのリンク先ショップページへ随時おこなわせていただきます。

※「オリジナルストア」のみでの販売となります。「Parco City ストア」での販売予定はございません。
　　あらかじめ、ご了承いただけます様、お願い申し上げます。

「代官山大竹書房の本屋大賞！」　代官山店　大竹2014.09.09

皆さまお待たせいたしました。
代官山店は私、大竹がひそかに営む「大竹書房」秋の本屋大賞発表です（笑）
今回は秋の夜長におすすめの3作品です。

まずは、「空中ブランコ」奥田英朗作
本当に医者？変わった精神科医伊良部一郎のわがままや言動に振り回されていく患者たち･･･
でも気づいたら治っている？そんな患者とのやりとりで繰り広げられる明るく読み易い短編集。
多くの人が知らず知らず悩みを持ってしまっているのでは？
これを読むと悩んでいることなど、どうでもよくなってしまいます。
何か大切なことを教えてくれる不思議で面白い一冊。

続いては、「錦繍」宮本輝作
男女の手紙のやりとりをまるで盗み見しているような珍しい形式の作品。
過去の心情やうらみ、懺悔。現在のこと、そしてこれからのこと。
離婚した二人が偶然再会したことで始まる手紙の往復･･･
愛と人が生きることについて書かれています。（宇宙のからくり　命のからくり）
手紙を書くことの少なくなった今の時代に読んで頂きたい一冊です。

最後はご存知、「AKIRA」大友克洋作
最後に漫画？いえ、ただの漫画と思う無かれ。
もはや漫画ではなく文学の世界なのでは？そう思わせる展開、テーマ。
説明不要の大ヒット漫画。テーマも深く考えさせられる作品です。（全6巻）

気軽に読める特に読みやすい作品の中から選んでみました。実際は深～い内容なのですが･･･
新潮文庫さんの帯に書かれていたのですが、
「食べたものでカラダができる
　読んだものでココロができる」

なるほど･･･！食べることと同じように、良い本をいっぱい読もう！そう思います。
また皆さんの心の本屋大賞も教えて下さい。

「主衣（あるじころも）のレギンスでました！」　スタッフ着あわせ　心斎橋店2014.09.06

みなさんこんにちは。あっという間に涼しくなりましたね。
９月に入り、エアコンを付けている時間も短くなったように思います。
衣のお店では秋のスタイルを楽しめる新作が続々登場しています。

今回は（個人的にも…）待ちに待ったアイテムをご紹介します。
女性のお客様からの声も多かった「レギンス」が、ついに登場しました！！
主衣のレディースアイテムではロング丈のワンピースやチュニックがたくさんあります。

この夏は短めのスキニーパンツをご紹介しましたが、ワンピースにも、チュニックにも、
ハーフパンツにも、短めのスカートにも、重ねて使えるレギンスはとっておきの便利アイテムです。

そんなイチオシの「梅レギンス」と早速入荷したてほやほやの、
新作チュニック「着物衿桐唐草チュニック」を合わせてみました。
チュニックはヘリンボーンの織生地がふわっと着心地良い綿素材。
衿元がたっぷりした着物衿になっています。

なんといっても袖が、折り返せるようになっており、柄がのぞく仕様がめちゃくちゃかわいいです。
色はもう１色、柄がはっきりする爽やかな白もあります！

「梅レギンス」は２色、杢ブルーと杢グレーがあります。
どちらも合わせる色は迷わず使っていただけます。梅の彩色がかわいく、ひそかに主張しています。

まだ昼間は暑いですが、今から秋まで楽しめるワンピースやカーディガンも入荷しています。
便利アイテムとともに、新作をみにぜひいらしてくださいね。

「お洋服の寿命」　名古屋店　藤原2014.09.05

皆さんこんにちは。名古屋店の藤原です。
フリーテーマの今回のブログ、私からはお洋服の寿命についてのお話をしたいと思います。

店頭でお客様とお話をしていると、時々耳にするのが、
たくさん着過ぎてしまって、お洋服が傷んでしまったというお話。

もちろんお洋服は、着る機会を多くしお洗濯を繰り返すと、それに伴い時間の経過が現れてしまいます。
どんなに丈夫なお洋服も、適度に着まわしてあげないと長い時間を共に過ごす事は難しいかもしれません。
愛着があるとそればかりを着てしまいがちですが、逆にそればかりにならない様にする事も大切かなと思います。

私は、昔からお洋服が大好きです。
どんなときに、どんな思いで買ったかを意外と覚えていたりします。
高校生の頃は両親や祖母に甘えて買ってもらい、大学生になるとアルバイトのお金で買ったりしました。

そのお洋服のほとんどは今でも着ています。
インディゴのお洋服が好きになったのは、大学生の頃。その頃に購入したシャツを私は今でも着ています。
学生時代を過ごした大阪での一人暮らしも、衣に勤めてからの京都での暮らしも、今の名古屋でも。
その時間、既に16年！！　まだ現役で着ています（笑）

でも、毎日ではないですからね。毎シーズン着ていてもまだまだ大丈夫です。
糸が綻んでいる所もありますが、全然大丈夫です。生地も私の体に馴染んだ着心地に変化しています。

皆さんのお手持ちの衣達も、上手に着まわして長く長く、共に時間を過ごして下さいね。

「パッチワーク長袖シャツ」スタッフ着あわせ　松本パルコ店2014.08.29

まだまだ残暑厳しい日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
松本パルコ店より、今回ご紹介するのはKRMの新作「パッチワーク長袖シャツ」です！！
麻100%の生地なので、まだ夏の暑さが残る今から着用しても肌にまとわりつかず、サラッと着れます。
様々な生地で縫い合わされたパッチワークは、これ一枚でもスタンダードに着こなせます。