「京都路地裏の音」 寺町店 近藤2014.04.22
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは。
寺町店の近藤です。
京都は路地裏が多いことで有名ですが、京都で生まれ育った私は、
小学生の頃、路地裏で遊ぶことが多かったのです。
その路地裏で遊んでいた時によく耳にした音がありました。
それは一軒の家から聞こえるのではなく、その辺り一帯の家からガシャンガシャン・・・と、けたたましく音が聞こえるのです。
そのガシャンガシャンと勢いのある音、まるで金属をぶつけるような音は、
ほぼ毎日鳴り続けていて、小さいながらも何の音なのかすごく興味がありました。
しばらくして分かったのですが、実は小さいころに聞こえていたその音は、西陣織の機械の音だったのです。
皆様もご存知の通り、京都は西陣織が有名な織物です。
南は今出川、北は北大路、東は堀川通り、西は千本通りに囲まれた辺りにその西陣織は多かったのだそうです。
細い糸から時間をかけて織られる西陣の帯はとても綺麗で煌びやかなものに仕上がります。
あの勢いのある金属音は織り立てる時の音でした。
今ではその路地裏を通っても、昔のようにあの音を耳にすることがなく
着物を着る文化がなくなってきている今の時代では帯も需要がない為、なくなってしまっています。
極たまに、ふっと通った路地裏の一軒で小さくガシャンガシャンとあの懐かしい音を耳にすると
小さい時に路地裏で遊んでいた時の事を思い出しとても懐かしく感じられます。
あの時ほどの勢いのある音ではなくなりましたが、皆様も京都の路地裏に入ったら耳を澄ましてみて下さい。
もしかしたら、その音に出会えるかもしれません。
「選んで遊んで!ヒッタドットシャツ」 スタッフ着あわせ 松本パルコ店2014.04.18
いよいよ春の行楽シーズン目前ですね。
せっかくのお出かけ、ちょっとおしゃれをして楽しみたいですよね。
今回、松本パルコ店がご紹介するアイテムは「ヒッタドットシャツ」!
綿麻素材で、綿の柔らかさと同時に麻独特の光沢感も楽しめるこの長袖シャツ、
衿元のタックがドレッシーな雰囲気ですので、いつものスタイルでも少し印象が変わります。
白はキレイになりすぎないよう、インパクト大の「阿吽半袖T」で思いっきりはずして。
赤には「襤褸ネクタイ」を合わせて大人のドレススタイルに。
紺は「ペインティングT」の上からラフに羽織ってさわやかカジュアルスタイル。
三色展開ですので、自分らしい色を選ぶも良し、新しい色にチャレンジするも良し…。
組み合わせるアイテムを変えれば、お洒落の幅もぐんと広がります。
いつもとちょっと違う新しい自分を発見する事ができるかもしれませんよ。
自分に似合うスタイル、是非お店に見つけに来て下さいね!
阪急うめだ本店 期間限定ショップ限定 「ぜいたくな おあつらえ」2014.04.15
仕上がった生地を目の前に衣の主はつぶやきます。
全てが手作業により柄入れされた生地は、贅沢極まりないもの。
そんな特別な生地から服をお作り頂ける素敵な機会をご用意致しました。
期間限定ショップだけの「ぜいたくな おあつらえ」
皆さまのお越しをこころよりお待ちしております。
●阪急うめだ本店10階
うめだスーク 南街区スーククローゼット
4月16日(水)~4月29日(火・祝)
※最終日 17:00まで
【ぜいたくな おあつらえ】とは…
“お好きな生地”と“服の形”を選んで頂き、あなただけの1着をお仕立ていたします。
●生地
・にじみ金魚(赤)
・にじみ金魚(黒)
・インディゴ 唐獅子牡丹
・インディゴ 妖怪総柄
●服の形
・ワンピース3種類(F)
・アロハシャツ(SS~XL)
■価格(税抜)
¥25,800~
オーダー頂いてから生地を制作致しますので、約1ヶ月お時間を頂きます。
素材の柄入れは全て手作業の為、衣服になった時の柄の出かたや雰囲気はそれぞれ異なります。
手作業ならではの仕上がりをぜひ楽しんでみて下さい。
「音 ~銃声をかき消す歓声~」 代官山店 鬼丸2014.04.15
皆様、こんにちは。代官山店の鬼丸です。
今年は僕がず~っと楽しみに待っていた年!
そう、4年に1度の祭典、ワールドカップが6月12日に開幕するのです!!
そんな僕にとっての音とは歓声・・・
初めてじっくりワールドカップを見たのは、‘90イタリア大会。
漫画「キャプテン翼」の影響でブラジル、アルゼンチン、ドイツ、イタリア・・・
有名な強豪国は知っていたのですが、僕が虜になった国はユーゴスラビア・・・
「どこ??」これが正直な気持ちでしたが、実際見た時の衝撃は今でも忘れません。
敵を翻弄する華麗なドリブル・・・パス回し・・・とにかく想像を絶していたのです!!
「うまっ!!!」と何度叫んで歓声を送ったことか。
身長が高く屈強な男達の中で、比較的小柄なストイコビッチとスシッチ・・・この二人は別格でした。
ストイコビッチは長く名古屋グランパスで活躍しましたので、知っている方も多いと思います。
スシッチという選手はドリブル、パスがめちゃくちゃ上手く、運動量が凄い!!
ユーゴスラビアの中心的選手だったのです。そんなユーゴスラビアのサッカーを見て
、僕は「近い将来に絶対優勝する!!」と豪語していたのですが・・・
多民族国家であったユーゴスラビアはその後、民族紛争により幾つかの国に分裂してしまったのです。
その後、ワールドカップに分裂してできた国々が出場はしましたが、あのサッカーの面影はありませんでした。
もうあの時のユーゴのサッカーは見れないのかも知れない・・・
そうは思いながらも今回唯一の初出場国で、ユーゴより分裂してできた国の1つ、
ボスニア・ヘルツェゴビナには期待してしまうのです。なぜなら監督があのスシッチ!!
あの時のユーゴスラビアの中心選手だった彼ならば・・・と。
またボスニアは内戦の傷跡が特に酷く、
いまだに国内情勢が不安定だということも応援したい理由の1つです。
長い間銃声におびえていた国民が、世界最大のイベントで思いっきり自国を応援できる・・・
「スポーツと政治は無関係」とはよく言われますが必ず影響を受けます。
だとしたら良い意味でも影響も受けるのでは?
ボスニアの初戦は16日です!! 日本も勿論ですが、ボスニアにも大きな声援を!!
代官山店 営業時間 臨時変更のご案内2014.04.14
いつもオスティア・ジャパン衣 代官山店にお越し頂き、ありがとうございます。
誠に勝手ながら、下記日程にて閉店時間を臨時変更させて頂きます。
■4月15日(火) 18:00閉店
4月16日(水)以降は通常営業時間(12:00~20:00)となります。
ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
「えりもと」スタッフ着あわせ 名古屋店2014.04.11
こんにちは、名古屋店です。
今回は、「襟元(えりもと)」に注目してみました。
最近では、テーラードタイプのジャケットが主流になり、襟元をアレンジする機会が増えてきました。
シャツの色柄を選んだり、ベストを差し込んだり。
テーラードは襟元が大きく開いているので、そこで思いっきり遊ぶことができるんです。
テーラードジャケット、シャツ、ベストと言えば、あとはネクタイですよね。
お馴染みの襤褸ネクタイなど、数が少なくなりつつあったのですが、なんと再入荷しました!!
並べてるだけで気持ちいい!(笑)
やはり組み合わせも独特で面白いですね。
今回の再入荷の襤褸ネクタイの中には珍しく唐草模様が入ったものもありました。かなり必見です!!
そしてもうひとつ。ストールです。
マフラーはもう使わないけど、まだまだ油断すると寒いこの季節には、ストールが役に立ちます。
春らしく軽快な色使いの水仙ストール龍ストールは、少し短めになりますので、
襟元での収まりがよく程好い感じでボリュームを出してくれます。
今から先の季節は重ね着の着合わせと言うよりは、
シャツ+小物、シンプルになればなるほど小物のアレンジが利いてきます。
是非、衣でしか手に入らない少し個性のある小物たちを見にいらしてはいかがでしょうか。
オスティア・ジャパン衣 名古屋店
【今回の着あわせ作品たち】
■インディゴパッチーワークジャケット【KRM】
■インディゴストライプベスト【KRM】
■市松文様 半袖シャツ【衣】
■クロップドパンツ【衣】
■パッチワークハット【KRM】
■襤褸ネクタイ【鬼衣】
■水仙ストール【衣】
■龍ストール【衣】
「音 ~“静けさ”を聴く~」 三条店 小塩2014.04.08
こんにちは。三条店の小塩です。
今回のブログのテーマは「音」です。
そこで僕がいつも「静けさ」を求めて訪れる「宝泉院」をご紹介。
「音」がテーマなのに静けさ?それは一体どういうことかと言うと…。
宝泉院があるのは京都大原の奥の奥。
雄大な三千院や実光院を越え、こじんまりとある、その寺のお庭「宝楽園」は、
地球太古の創出にさかのぼり、その原初の海を表現した庭園です。
人の声、車の音などは一切なく、ともすれば白川砂の上に落ちた椿の
「ぽとり」という音が聞こえてきそうなぐらい…。
その環境では、ただただ、美しい庭のつくりに魅入ってしまいます。
日常でたまった心の雑音が少し晴れていくのがわかり、
30分も過ごすと、自分の心が穏やかさで満たされるのがわかります。
そしてその穏やかな心を持って、宝泉院の中に入り「額縁庭園」に。
その光景を前にすると、まるで地球太古からの「大きな流れ」が聞こえてくるようにような壮大さです。
僕のような若輩者が感じることなど、まだまだ浅いと思います。
ですが、自然の壮大な音と、自分の穏やかな心の音に耳を傾けることができるこの時間が
とても好きで、年に数回、足を運んでしまいます。
皆さんも機会があればぜひ、訪ねてみてください。
「ひときわ鮮やかな“オーロラ染めシャツ”」スタッフ着あわせ 寺町店2014.04.04
こんにちは、寺町店です。
桜も次々と花開き、いよいよ行楽シーズンに突入ですね!
衣のアイテムも春夏展示会を皮切りに春夏物作品が続々入荷しております。
さて、今回はそんな中でも一際鮮やかな
「高倉染め オーロラ飛翔長袖シャツ」を使った着あわせをご紹介いたします。
「オーロラ飛翔長袖シャツ」
「襤褸ネクタイ」
「にじみ金魚Tシャツ」
「クロップドパンツ」
以前より「派手だけど、とても気になる・・・」とのお声をちらほら頂戴していたこちらのシャツ、
使っている色が紫・濃いピンク・緑と、並べたてると豊かすぎるほどの彩に、
少し遠巻きに見てしまいそうになりますが、オーロラに見立てて色をにじませながら染めあげる
職人の手仕事により、派手ながらシックでもありとにかくカッコ良い1着です。
ジーンズにももちろん好相性なのですが、春色の爽やかな「クロップドパンツ」の
黄土色に「襤褸ネクタイ」、そしてインナーにはちらりと「にじみ金魚Tシャツ」の白を
覗かせた着あわせにしてみました。
衣ならではの彩りを楽しんで頂けるスタイルだと思います。
皆さまも是非、一度ご試着しにいらして下さい。
「奏でる“音”」名古屋店 藤原2014.04.01
皆さんこんにちは。名古屋店の藤原です。
ようやく春の陽射しを感じ目に映る色合いが変化を遂げましたね。
さて、今回のブログテーマである音。
少し昔にさかのぼると、中学・高校時代の部活動を吹奏楽で燃焼した私にとって音は音色ではなく、“奏でる”なのです。
個性も豊かで表現や捕らえ方が違う人間が集団となり一つのものを作り上げる協奏曲。
確かに、ひとりひとりの単位でみると音。
ですがそれぞれの役割を合わせると一つの物を共感・共有しあう“奏で”なのです。
時には見解が違い、意見も違い、衝突する事もあり。
そうする事によってそこから生まれるお互いへの理解。
芸術の捉え方は答えが一つしか無い物ではなく、無限に広がる可能性も秘めています。
その様な熱い部活動に青春をそそいだ!と言っても過言ではありません(笑)
今でも吹奏楽の音色やかつて演奏した曲目を耳にすると胸が熱くなるのです!
もう吹奏楽に関わらなくなって長い時間が経ちました。
でもふと気付くと今の私も“奏でる”仕事をしています。
衣の作品は生み出されるまでに沢山の人の手を介します。
糸を織り・縫いあげて・染めを施し・柄を入れ・仕上げをし、お客様の元へと届けます。
衣主(ころもあるじ)から生まれた想像のデザインを人々の工程で紡ぎ形にしていく。
これは“奏でる”と一緒ですよね。
これからも奏で続けられる衣の協奏曲を作り届ける一員として皆様にお会いしたいと思います。
余談ですが、衣のスタッフの中には意外にも吹奏楽出身者が多いんですよ。
みんな何処か惹かれる所や表現方法を衣に見い出している所が同じな様で嬉しくなります!
期間限定ショップより4月開催のお知らせ2014.03.31
こんにちは!赤瀬です。
オスティアジャパン衣 期間限定ショップのお知らせです。
●ジェイアール京都伊勢丹 3階 婦人クローバープロモーションスペース
4月1日(火)~4月8日(火)
●伊勢丹松戸店 3階 ステージ#3
4月9日(水)~4月15日(火)
●熊本 鶴屋百貨店 本館6階 大催事場内特設コーナー
4月16日(水)~4月21日(月) ※最終日16:00まで
●阪急うめだ本店10階 うめだスーク 南街区スーククローゼット
4月16日(水)~4月29日(火) ※最終日 17:00まで
京都では鴨川の桜も咲き始め、寒かった冬を終え、ようやく春が訪れました!
オスティア・ジャパン衣のアイテムも春の散歩に着て行きたくなる新作を沢山ご用意しておりますので、
ぜひ遊びにいらして下さいね!