見て創造する本2017.08.01
こんにちは。三条店の近藤です。
私は昔から小説や雑誌等、ジャンル関係なく見てきましたが衣に入ってはまった本達をご紹介します。
日本の着物の文様や筒書きの柄を特集した本、皆様ご存知の葛飾北斎等・・・・、ここには載せきれない程の本をはまって買い漁りました・・・・。
決して字を読む訳でもないのですが、見てると改めて日本の文化や日本人の想像力、色彩の感性どれも素晴らしいなと考えさせられます。日本の伝統柄はこの時代になっても大切に受け継がれおり、衣でも桜や竹、松をはじめ七宝柄、籠目、鹿の子など様々な伝統柄を生地に表現し服を仕立ててます。
今年の秋冬もあの伝統柄を、皆様にお披露目いたします。楽しみにお待ち下さい。
夏と言ったらやっぱりコレ!2017.07.27
こんにちは、寺町店です。ついに来ましたね!夏、夏ですよ~!!気温も猛暑日の35℃まで上がる日もあり夏服を楽しむなら正に今!ではないでしょうか?
今回ご紹介させて頂きたいのは、ズバリ「花火半袖Tシャツ」です。
日本人なら誰もが心躍る夏の風物詩「花火」。衣でも夏が来るたび、毎年のように出ておりますがこの柄を見るといつも、若い時分に見に行った花火大会の甘酸っぱい記憶や人だかりの熱気などを瞬間的に思い出してしまいます。
さて、余談はさておき今年の花火、どう着るか?こんな感じではいかがでしょうか?
まずは紫色、トップスには花火に負けないくらい華やかな「壮麗椿半袖シャツ」を引っかけて。
そして・・・、主役は背中の花火!!
花火の明かりで薄っすら明るみを帯びた夜空のような紫に、花火が鮮やかに咲き誇ります。
続いて白、着物の染め職人の手により肌心地の良いシルクの生地に芥子が落とし込まれた「芥子シルクアロハ」を羽織って。
こちらは枝垂れ落ちる花火が少し立体的にプリントされており、より臨場感のある1着に仕上がっております。
衣の花火柄はただの描写ではなく、どこか「情緒」が込められたような1着になっているように感じます。夏の定番として是非1着、お手にされてみてはいかがでしょうか?
「本」に見出す価値2017.07.25
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店の山田です。
思い起こせば・・・、私の本との出会いは小学校の社会の先生に勧めてもらった赤川次郎先生の推理小説でした。
じっとしているのはテレビアニメを見る時ぐらいで、難しい活字を黙って読むことに半信半疑だったのですが、読み始めて話が進み始めるとその展開が気になって気になって、テレビアニメや漫画と違い、一週間待たなくても続きが読めるところがまた良くて、誕生日にも図書券をお願いしたりする程、すっかり本の虫になりました。
ストーリーや謎が明かされていく部分も秀逸なのですが、なんといっても魅力的なキャラクターが多いのが赤川作品にハマった理由の一つでした。その仕草やお洒落な会話に子供ながらに大人の世界を垣間見ているようで、かっこいいなぁと憧れたモノでした。
未だに思いつたかのように古本屋さんで買ってしまう事もあります。
さて、では40歳になった現在、私が手に取る本はというと・・・、ファッション雑誌も読みますが、各種経済人や偉人の自伝など、「成功の秘訣」のような事が書いてある本を手に取ることが多くなって参りました。
もちろん読んだからと言ってたちまちイチローや本田宗一郎になれるわけではないのですが、この人もこんな苦労をして困難にも乗り越えてきたんだな、と自分の状況に置き換えて精神的な糧にしたりもするわけです。
で、ここ数年で私が最も影響を受けたのがこちら
そうです、プロレスファンである私の中での偉人と言えばこちらの小橋建太選手。「バーニングハート」の異名を取るこの選手、プロレス界でも指折りの一本気。1つの技や、1試合に本当に命を懸けているのが分かりますし、見ている観客も飾り気のないピュアなエネルギーだからこそ誰もが引き込まれてしまいます。
死をも恐れないそのスタイルに、何事も恐れず何事にも動じない鋼鉄の心臓と人は小橋選手を称賛しますが、文中で彼はこう綴ります。「心が強くて折れないなんて立派なモノではなく、結局僕はバカなんだと思います。ただのプロレスバカ。人間バカになり過ぎるのは良くないけれど、バカにならないと突破できないことも沢山あると思います」
色々な偉人の心構えや行動、ビジネスにおいての手法や発送なども「凄い!」と思わされますが、私にはこの言葉が一番しっくりきました。
小説など娯楽の為の「本」から、生きるヒントを得る実用の為の「本」へ。私の「本」に見出す価値も年齢と共に移り変わっているようです。
皆様はどんな「本」を読まれますでしょうか? 赤川作品、自伝書に関してはまたおススメさせて頂きますので、皆様も是非おススメあれば教えて下さいませ!
お好みの1文字をお好みの衣に・・・名入れ手刷り印刷受注お承り致します。2017.07.23
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは寺町店です。
梅雨が明け、連日のように猛暑日が続く毎日ですが皆様お元気にお過ごしでしょうか?店頭にもほぼすべての今年の夏物作品が揃いました。
夏休みのご旅行のお供に、ちょっと遊びに行くのに、何か新しい自分らしさのあるTシャツやシャツが欲しいなぁ・・・、そんなお客様の為に寺町店よりちょっとしたサービスを。
7月24日(月)より7月30日(日)までの1週間の間に、寺町店にてTシャツやシャツなどをお買い求め頂きましたお客様に、お名前様などお好きな漢字から一文字を選んで頂き、「篆書体(てんしょたい)」にて、その文字をお買い上げの作品にもれなくプリントさせて頂きます。個性あふれる衣の洋服を、さらに自分オリジナルの1着に!
例えば私、山田の「山」を青プリントでデカ鯰Tシャツの袖口に入れてみたり・・・
楽しい妖怪大集合半袖シャツに赤で「楽」の一文字を紛れ込ませたり・・・
角字衣リメイクTシャツの後ろ首元に白で寺町店の「寺」を入れてみたり・・・
選べるプリント色は赤・青・白、是非、皆さま仕様の衣にアレンジして頂けます。気になっていたあの作品やこの作品なども、是非、この機会に手に入れてください!
※シルク素材・ニット素材・革素材・アンティーク素材の作品など、一部、対象外の作品もございます。
※プリントを入れて頂く位置はお選び頂けますが、部位によってはプリントが出来ない部分もございます。
※作品のお渡しまではイベント期間終了後~2週間前後お時間を頂戴いたします。
楽チンパンツ2017.07.22
皆様、こんにちは!三条店です!!
今回三条店からは新作の「しじら織ステテコパンツ」をご紹介させて頂きます!!
こちらの商品を手に取った瞬間、思わず「軽っ!!」と言葉がもれてしまいました・・・。徳島県の織物で生地がさらりとしていて風通しもよく、涼しく履いて頂け、肌触りもいうことなし!!です。
夏らしく波の柄を施しており、落ち着いた紫が白に良く合いますね!パンツがシンプルなデザインですので総柄のTシャツと合わせても〇。ご覧の通り、「オペラカットサンダル」との相性も抜群です!!
是非、この楽ちんステテコパンツ、店頭で触って、実際に履いてみて下さい!!
■着あわせアイテム
「妖怪大集合Tシャツ」
「着物衿半袖シャツ」
美しき小川洋子の世界2017.07.21
皆様こんにちは。代官山店の鬼丸です。
年間100冊近く本を読む僕がどうしても今回ご紹介したいのが作家小川洋子さんの世界。
第一回の本屋大賞にもなった「博士の愛した数式」が」有名な小川洋子さんですが、彼女の紡ぎだす繊細で澄んだ世界観が僕は大好き。どの作品にもどこか欠落した登場人物がいて、その実に人間らしい脆さが読んでいて、とっても愛おしく良い意味で切なくなってしまうのです。
せっかくですので小川洋子の世界を存分に味わえるお勧め作品ベスト3をご紹介します。
・第3位 「ことり」
ある日突然鳥の言葉しか話さなくなった兄とその兄の言葉を唯一理解できる主人公のお小父さん。ある種二つの世界を繋ぐ橋渡し役となるお小父さんのピュアで不器用な人間性と素朴ながらも、美しいルーティンに酔いしれてしまう作品。
・第2位 「人質の朗読会」
南米のとある村で日本人7人と添乗員1名が反政府ゲリラに拉致されてしまう。軍と特殊部隊が突入するが犯人が仕掛けたダイナマイトで人質全員が死亡。2年後、盗聴器によって語られる人質一人一人の宝石のような物語。人質たちが決して希望を失わず、各々の人生の断片を語る様は悲しみを超越した美しさを感じます。
・第1位 「猫を抱いて象と泳ぐ」
この作品は最初から最後まで完全なる詩です!!
人形リトルアリョーヒンの中に入ってチェスを打ち続ける主人公。決して自分自身として自己を表現する事をさける主人公が、チェスを通した人との触れ合いの中で最後はチェス盤上に自己を表現する様は読んでいて鳥肌が立ちます。そして最後のクライマックスにはハッと息を飲んでしまいますよ。
まだまだ語りたい事はたくさんありますが、ぜひこの3つのどれか一つでもお読みになってみてください。きっと小川洋子さん美しい世界にどっぷりと浸かってしまうと思いますよ。
旅の指南書2017.07.16
こんにちは。名古屋店の藤原です。
スタッフテーマの「本」。
衣のスタッフの中には本好きがかなり居て、みんな出張の時には、鞄の中に何冊もの本を忍ばせている姿を良く見かけます。が、私は本をあまり読みません(笑)
活字は追いかけている内に、引き込まれ、読み出す事に歯止めをかけられなくなる事が苦手です。でも、違ったジャンルの本はかなり見ます。見る。ここがポイントです。
なかでも一番惹かれて購入してしまうのは、旅の本。行くあてが無くてもついつい。
いつか行けると良いなと思いつつ購入してしまうのは、紙面に彩られている写真に惹かれるのが一番の理由かもしれません。その土地の景色を切り取る映像に心ひかれ、そこで食べてみたい物の写真にひかれ。
もの・ことを通じてその土地をめぐる事に思いを馳せます。
直ぐに行けるチャンスが無くても、いつかは訪れる機会があると思いつつ。心惹かれた本を手元に収集しています。
人生の何時か何処かで、その風景に足を運びたいと思います。
「浴衣(ゆかた)ですずむ」 ~浴衣×手染め本藍~2017.07.14
夏といえば、海に花火にお祭り・・・そして「浴衣」。
そんな夏の風物詩「浴衣」生地をリメイクした作品が今年も登場です!
ご用意するアイテムは「Tシャツ」「半袖シャツ」「ワンピース」といった作品たち。さらにその仕立てた作品を本藍手染めで仕上げたものも登場します。
1点1点、使われている浴衣生地が違えば、藍染めは手染めならではのムラ感もさまざま・・・、個性を持った作品たち。さらにさらに・・・、「半袖Tシャツ」「半袖シャツ」には職人の遊び心で4つの柄を思い思いに手刷りを入れ、より個性にあふれた1点ものに。
7月15日(土)より全店て一斉に販売開始です!浴衣を気軽にまとえるアイテムをぜひご覧ください!!
■「浴衣切替半袖Tシャツ」
●サイズ
S・M・L・XL
●カラー/価格
白/¥8,300-(税抜)
藍染め/¥8,500-(税抜)
藍ムラ染め/¥8,500-(税抜)
■「半袖シャツ」
●サイズ
M・L・XL
●カラー/価格
白/¥14,800-(税抜)
藍ムラ染め/¥15,800-(税抜)
シャンブレー/¥14,800-(税抜)
■「ワンピース」
●サイズ
F
●カラー/価格
シャンブレー/¥19,800-(税抜)
※各アイテム、各色・柄など、組み合わせは幾通りもございますため、店舗により入荷のないものもございます。オンラインショップでの販売作品も一部のみとなります。気になる作品は店頭スタッフ、もしくはホームページのお問い合わせフォームより、お問い合わせくださいませ。(ホームページでのお問い合わせの場合、ご返答までに2~3日かかる場合もございます。ご容赦くださいませ。)
夏の着合わせの楽しみは?2017.07.12
こんにちは、代官山店です。
日中のつよい日差し・・・夏到来ですね!!
暑い日でもおしゃれには気をつかいたいところ・・・。夏のおしゃれアイテムのポロシャツ「変わり麻の葉文様ポロ」はおすすめです。
インディゴ撚糸に日本の伝統的な柄「麻の葉」文様を抜染技法で。美しい正六角形の麻の葉文様も大胆な大きさで表現されると、また違った面白さがありますよね。
足元は夏らしく雪駄も良いですが、今回は新作の「鯰オペラカットサンダル」で。強度のあるなめし本革を使用し高級感もあり、靴底にクッションを入れたりと、歩きやすさを追求したこだわりが・・・。レザー部分には衣らしく鯰が元気に泳いでいます。
あとは「革がまぐちショルダーバッグ(鯰)」を合わせて、さりげなく柄と革色に統一感を持たせてみました。
夏はどうしても単調な着こなしになってしまうので、ちょっとしたこだわりや面白みを意識して着合わせを楽しんでみてはいかがでしょう。
オスティア・ジャパン 衣 代官山店 閉店のお知らせ2017.07.11
平素は当店をご利用いただき御厚情のほど、心より御礼申しあげます。
この度、オスティア・ジャパン衣 代官山店は本年7月30日(日)をもちまして閉店させて頂く事になりました。2001年夏にオープンして以来16年間、ご愛顧いただきましたお客様には心から御礼申し上げますとともに、ご不便ご迷惑をお掛け致します事を深くお詫び申しあげます。
尚、代官山店にイベント案内等にご登録をさせて頂きましたお客様の個人情報は、お客様のお住まいのご住所最寄りとなります他の店舗へと引き継がせていただき、大切に保管のうえ、イベント等のご案内をさせていただきます。
(例:東海地方にお住まいの方→名古屋店登録。関東圏にお住まいの方→期間限定ショップ登録。)
登録先店舗の指定、登録情報の解除希望などございます場合は、代官山店までご連絡をお願い致します。これからもオスティア・ジャパン衣に、引き続き変わらぬご愛顧を賜りますよう、切にお願い申し上げます。
オスティア・ジャパン衣 スタッフ一同