「虹のち晴れ」2011.11.26
気まぐれ日記をご覧の皆さま、こんにちは。
オンラインショップの永田です。
ここ数日、急な冷えを感じ、外出時には防寒着を重ね、家では毛布にくるまり…と、すっかり冬の空気に包まれている京都。京都の人からは口々に『底冷え京都』が聞こえてくる季節。大雪が降るわけでもないのですが、芯から冷えわたる京都。
そんな京都の空に、昨日、大きな大きな『虹』が架かりました。7色の優しいグラデーションが北東の空を飾り、空気の澄んだ冬に心嬉しくなる景色。コロモールスタッフが思わずパシャリ。シャッターを切り、送ってくれました。
そして一晩がすぎ、本日はまぶしさ溢れる快晴の空。空を見上げればまっ白な雲が浮かび、青から水色に美しく透け通った景色が広がっています。こんなに晴れ渡る空は、何だか久しぶり。思わず「気まぐれ日記」に書く事にしました。
しっかり着こんで、お出かけ日和。電話に出る衣のスタッフも、今日はいつにも増して楽しそう。何気なくて、さりげない、けど何だか良い事があったみたいな声でした。ぜひ、遊びにいらして下さい。お待ちしております。
「衣の着あわせ」 千葉パルコ店2011.11.25
こんにちは。衣千葉パルコ店です!
今年は夏も秋もお天気や気温が変動しっぱなしでしたが、最近やっと落ち着いたのか、寒さが増し、、冬のやる気を感じる今日この頃。。。せっかくの冬の始まりなので、今回は衣からもコートが主役の着あわせです!
まだ届いたばかりの、背中の菊が目を引く「乱咲菊コート」。中には取り外しのきく暖かなライナーが袖まで付いていて、首回りと袖口はモコモコ素材の暖かさ、、でも取り外してしまえば、スプリングコートとしてもしっかり長く使える優れものです!!
インナーは代官山の着あわせブログ(ケイタイの方はこちらから)でも着あわせしていました「華総柄ロンT」の白で一枚で着ると、とても華やかな柄なロンTであり、ジャケットなどから、ちらっと覗くその姿もまた控えめに映り素敵です。
そしてさらに、もこもこのストールをまいて、ただいま千葉でも受注イベント中(ケイタイの方はこちらから)のたっぷり入るデザインとアンティークの金具が特長の革ショルダーをかけていただければ完成!!
寒くなると、ついつい外に出るのが億劫になりがちですが、イベント目白押しの冬にずっとうちの中にいてはもったいない、、皆様、衣であったかくして冬の街を楽しんで来てくださいね!
※「もこもこストール」「革ショルダー」はオンラインショップでの取り扱い予定のない作品となります。ぜひ、各店までお問い合わせください!!
「3つのS」 千葉パルコ店 今井2011.11.22
こんにちは!千葉パルコ店の今井です。
今回はテーマ『民族』といううことで、最近の話題に注目し、少し大きく“国”でとらえて考えてみました。
最近大きくニュースで取り上げられていたことといえば、ブータン国王夫妻の来訪!ブータンという国は大きさが九州と同じくらいで人口も約67万人と、とても小さな国。国のGDPはさほど高くないのですが、国民の総幸福量が90%以上というのが特徴の国。
すごく裕福ではないのですが、みんなが心の豊かさ、幸せを感じられる国。どうしたらそんな風に思えるのだろうと考え、調べました。すると、ある方が幸せを感じられる国であるための定義を「3つのS」で表現していました。
1つ目はスロー
すべての関係性の網の目の中で、互いの遅さを尊重しながら生きること。譲ること、待つこと、助け合うことなど、人間の関係性の中で省略してはならない時間である。
2つ目はスモール
地域に根付いて人間にふさわしい規模で生きていくこと。人間は地域的な制約を超えたとき、自然環境に多大な影響を与えたり、持続可能ではない暮らし方を作ってしまう。
3つ目はシンプル
「足るを知る」こと。増えすぎることで本当に大事なものがみえなくなる。
この「3つのS」が揃った時、幸せを感じられる国になれるそうです。「確かに。」と思いました。。このところ日本で起こる災害も、事件も、この3つを超えてしまった故のような気が、私はします。
ブータンも日本も大きな国ではないからこそ、その土地に根付き、個々の文化を大切に育んできた民族。でも今、自分たちの規模に見合った、より人間らしい暮らしが出来ているのはブータン。日本はそこへ立ち戻らないといけない時がきているのかな、、ブータン国王もそのことを教えに日本に来てくれたのかな、、と一人で考えてしまいました。
余談ですが、いつも衣主の打ち出すテーマは、なぜかその年、今に、ぴたりとはまっているような気がしてならないのですが、、今回の「少数民族」は特に今を考えさせられるピッタリのテーマな気がします!!
衣×革 -ジャケット&ショルダーバッグ受注イベント開催-2011.11.21
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは。
この度、11月23日(水・祝日)~12月4日(日)まで千葉パルコ店と松本パルコ店で革ジャケットと革バッグの受注イベントを開催致します。
革・・・、まさに“一生モノ”と呼ぶにふさわしい素材。職人がその一枚一枚を丹念になめし、「皮」を「革」へと変化させていく。その革を自分の人生とともに使い、育んでいく・・・。それが自分だけの「味」へと変わっていく。
そんな素材に衣の職人が“型抜き抜染”であなたのお好きな柄をお入れします!!お選び頂ける柄は「雲」「竹」「月下美人」「衣(ワンポイント)」の4種類!
しかも、今回はなんと自分のお好きな文字(アルファベットor漢字)を3文字までお入れできちゃうんです!!あなたの直筆の文字もお入れできます!!(これはスゴイです) まさに、オーダーメイドな自分だけのジャケット、バッグを作れます!!!(柄、名前は所定の位置に入ります。詳しくはスタッフまで)
さらに期間中¥10,500(税込)以上お買い上げの方には、特製「笛付き革鯰チョーカー」をプレゼント!災害グッズとしても身を守ってくれる“銀笛”にかわいらしい“革鯰くん”がついております!!あなたのお守りにもなってくれるかわいいチョーカーです。(数量には限りがございます)
またとない、この機会に“あなただけの一生モノ”をぜひ作りにいらして下さい!!!
【革ジャケット(羊革)】
価格:¥90.090(税込)※オーダー価格込み
色:紺
サイズ:M、L
【革ショルダーバッグ(牛革)】
価格:¥41.790(税込)※オーダー価格込み
色:紺
サイズ:F
※ジャケット、バッグともに少数生産のため数量限定とさせて頂いておりますので、是非お早めに。
※お電話等での御注文も可能です。まずはお問い合わせくださいませ。
<松本パルコ店>
Tel:0263-38-2132
Mail:koromo-matumoto@kodaishin.jp
<千葉パルコ店>
Tel:043-301-2591
Mail:koromo-chiba@kodaishin.jp
代官山&オンラインショップ 「“金けずり”で運だめし!」2011.11.21
気まぐれ日記をご覧の皆さまこんにちは。
代官山店です。
皆さまお待たせ致しました!先週告知がありました、オンラインショップで現在、好評開催中のイベント、当てて楽しい、けずって楽しい、<衣>晩秋のお楽しみ!「運だめしの金けずり」!!
さてさて、気になるここ代官山店での開催日ですが・・・、11月23日(水・祝)~12月4日(日)になります!
そして、気になる「金けずり」の豪華景品はと言いますと・・・、
【大当り】「限定!インディゴ撚糸 桜ロンT」
何と!オンラインショップの12月イベント「お楽しみ箱」の本年度オリジナル柄を、お好きなサイズのインディゴ撚糸ロンTに落としこんでもらえます!この「金けずり」のためだけの特別なロンTには、さらにお好きな一文字を手ぶり刺繍でお入れいたします。
【中当り】「特製!高蔵染め 桜 手拭い」
手染め職人による“高蔵染め”の手拭いに、ロンTと同じ「桜」を抜染で表現。さらに、お好きな“ひげ文字”を平仮名一文字の抜染いたします。贈り物にも、ぜひ。
どちらも、あなただけの貴重な一品になること間違いなし!(どんな桜柄なのか・・・、近日公開オンラインショップ「お楽しみ袋」作品ページにて!)運が物いう「金けずり」。早いもの勝ちなのか・・・、残りものに福があるのか・・・、さあ皆さん、当たりを出して、年の瀬に勢いをつけていきましょう!ふるってご参加ください!!
※期間中、お買い上げ5,250円(税込)ごとに1枚、金けずりカードをもれなく差し上げます。
カードの金の部分を削って頂き、当たりの出た方に対象の景品をプレゼント致します。
※景品のお渡しまで2~3週間お時間頂きます。
【引き換え期限】
代官山店…12月6日(火)まで
オンラインショップ…12月5日(月)消印有効
【オンラインショップでのイベント開催期間】
11月18日(金)18:00:00~11月27日(日)23:59:59まで
「衣の着あわせ」 代官山店2011.11.19
秋が一段と深まり、紅葉を見に京都まで行ってきます…。そんなお話をよく伺います。皆様いかがお過ごしでしょうか?代官山店です。
気温が下がると、食べるものも着るものも暖かいものが欲しくなりますよね。そこで今回は見るからにも暖かい、「アイヌ文様フリースジップ」で着あわせを致しました。
シンプルなデザインながらも、撮影時も冷たい風が吹いていましたが、少し着ているだけで、もこもことしたフリース地が体を暖めてくれました。さらに、裾や袖口には、そのもこもこの色が顔をのぞかせ、インディゴ撚糸との色のコントラストがポイントにもなってくれます。
前後にはアイヌ文様がデザインされています。(アイヌ文様が日本の天井絵と不思議に合わさった柄なのです。)後ろには衣の文字になってところがあるのですが、気付きましたでしょうか?
パンツは衣のインディゴと相性のいい、味の効いたチノパンのベージュカラーに、古屏風絵を思わせるで墨絵の龍がかっこいい「奈々緒手描き古代龍チノ」。インナーは明るめの色などでアレンジしてみて下さい。(今回は「華総柄ロンT」と合わせてみました。)
冬に向かうこれからの季節に、暖かくて洒落たものを、欲張って探して見てはいかがでしょうか。ぜひお店で羽織って確かめて見て下さい。お待ちしております。
※「奈々緒手描き古代龍チノ」はオンラインショップでのお取り扱い予定のない作品となります。ぜひ、衣各店までお問い合わせください!
名古屋パルコよりイベント情報お知らせです!2011.11.19
皆さんこんにちは。
名古屋パルコ店の藤原です。
只今、名古屋パルコ店では、作家による手染めをほどこしたチノパンに花柄をお入れして、オリジナルの1本をお作りする受注イベントを開催中です。この秋冬の衣のアウターとのコーディネートにも一味加えられる、今までに無い色味のパンツです。なかなか衣では有りそうで無い花柄のパンツ。
前に柄を入れて魅せるか…、後に柄を入れて魅せるか…。お好みの一本に。本日名古屋パルコ店にも入荷しました、「壁画金魚シべりアンジャケット」にも馴染む色合いですよ。
さらには、パルコ店先行イベントで、カタログにも載っていた革のショルダーバックにもお好みの花柄でのお仕立ても承っております。その革カバンを、受注頂きましたお客様は、記念にお名前を伊勢型紙で彫り花柄と同じく抜染でお入れ致します。その、お作りした伊勢型紙はお客様へプレゼントさせて頂きます!
そして、10,500円(税込)以上お買い上げのお客様に、災害時や緊急時に声の代わりにあなたの身を守る「笛付き革鯰チョーカー」をプレゼントさせて頂きます。
【期間】開催中!~11月27日(日)まで
【柄】梅・椿・菊・海老・雲
【価格】
・手染めパンツ¥24,990(税込)~
・柄入れ(抜染・手刷り)¥1,050(税込)から
・革かばん¥37,590(税込)~
名古屋パルコスタッフ一同、心よりお待ち致しております。
もれなくチャンス!運だめしの『金けずり』!オンラインショップ先行スタート!!2011.11.18
こんにちは。オンラインショップの永田です。
11月も残すところ10日余り…、年の瀬まで残りわずかのこの時期に、ちょっとした運だめしをしてみませんか?
昔、本の付録によく付いていたゲーム「銀けずり」。電球に透かしてみたり、お日様に当ててみたり、たった1枚限りの運だめしに何とか<アタリ>を引きたくて、必死だったあの「銀削り」。
代官山店との合同イベント「金けずり」、オンラインショップでは数日早く、なんと本日11月18日(金)18時より先行スタートです!!
期間中、オンラインショップにて1回のお買い物(作品代金のみの合計)で¥5,250(税込)ごとに1枚、<金けずりカード>をもれなく差しあげます。(¥10,500なら2枚…、¥15,750なら3枚…、となります。)
【オンラインショップでのイベント開催期間】
11月18日(金)18:00:00~11月27日(日)23:59:59まで
気になる景品は…と言いますと、なんとなんと、すっかりお馴染みのオンラインショップ限定の12月のあのイベントに関わりのある物!「オオアタリ」「チュウアタリ」をご用意しております。その詳しい内容は…、次週の“気まぐれ日記”にて発表!
【11月21日掲載 “気まぐれ日記” 代官山&オンラインショップ 「“金けずり”で運だめし!」】へは、こちらから。(ケイタイの方はコチラから。)
また、代官山店のイベント期間も、あわせて次週発表!!21日(月)の“かわら版”をお見逃しなく!!
期間限定ショップより御礼申し上げます2011.11.17
こんにちは!赤瀬です。
11月9日(水)より1週間、伊勢丹立川店に出店させていただいた期間限定ショップも、無事最終日を迎え、今回もたくさんのお客様にご来店いただき、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
伊勢丹立川店の裏にある「昭和記念公園がいいよ!」と、お客様に教えていただいたのですが、行くタイミングを逃し行けずじまい…。次回は必ず足を運んでみたいと思います!
さて、次は11月23日(水)~11月29日(火)までの期間、伊勢丹浦和店にて、期間限定ショップを出店させていただきます!
私自身は約2年ぶりとなる浦和の地です!久しくお会いできておりませんでした皆さまに、1日でも早くお会いできる事を楽しみにしています!
「襤褸(らんる)」 代官山店 大竹2011.11.15
気まぐれ日記をご覧のみなさんこんにちは。
代官山店の大竹です。
突然ですが、みなさんは衣の作品たちで目にする古布をリメイクしたもの・・・。中でもどの種類の古布がお好きですか?着物?前掛け?半てん?のぼり?私が一番好きでいつも、いいな、欲しいな、着たいなと思っているのが、襤褸(らんる)と言われるものです。
今秋冬のテーマ「民族」とは取り方が少し違うのかもしれませんが、日本の民族性を表しているものの一つだと思いお話し致します。
襤褸は「ぼろ」と呼ばれたりもするのですが、何枚もの布が重なって、一つ一つの色の変化や、生地の厚さが違ったりと、独特な何とも言えない雰囲気を出し、魅力的なのです。生地の雰囲気だけでも惹かれてしまうというのに、なぜ襤褸が生まれたのか、その理由を聞くとより深く好きになってしまいました。
襤褸は特に東北地方で多く見られるものなのですが、寒冷地である東北の冬の寒さは、大変きびしく過酷で、着ることは食べることと同じくらい死活問題なのです。
そこで着るものの布を何枚も重ねて防寒し、糸を刺して丈夫にし、穴が空けば布でつくろい、それを親から子へ、子から孫へ何代にも渡って使われていく・・・。
デザインしてかっこいいものを作ろうと出来たものではなく、身近にあるものを重ねて少しでも温かく、丈夫にしたいという切実な想いから生まれたのです。家族の絆、そして生きること、まさに命そのものであったのではないでしょうか。
ものが当たり前のように溢れて、簡単に手に入ってしまう今。襤褸の話を聞いたり目にした時に、何かを感じて共感してしまうのは、どこかで我々には、日本民族の大切な精神があるのではないかと思います。私はそんな想いが大好きで大事にしたいと思います。
襤褸についてもっと詳しく知りたい!と興味を持たれた方は、衣代官山店 大竹まで・・・。熱弁致します!
それが暑苦しいと思われる方は、浅草にあるアミューズミュージアムにも伺ってみて下さい。たくさんのボロが展示され、触ったりも出来るので、必ず好きになってしまいますよ。