「衣の着あわせ」 三条店2011.11.11
気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。
三条店です。
11月に入っても温かい日が続いていますが、もう少しすると気温が下がり、京都の街は紅葉で染まります。。。そんな秋の休日は、ふらりと外を散策したくなりますよね。
今回、オススメする新作の着合わせは「笑うガイコツジップ」。
カタログで一番人気を争う注目を集めているこの商品は、ラフにざっくり着られ、体温調節もしやすいので秋の散策にはぴったりなんです。抱きしめたくなるほど柔らかい綿生地と、シルクの入ったウール素材で切替えられた袖の面白さに注目です。空気を抱き込んで編まれた生地は保温性も抜群。肌寒い秋、この一枚で温かく過ごして下さい。
インナーには配色の良さが好評だった「ペルシアンブルー華長袖シャツ」と、同じ柄のロンT「華総柄ロンT」を差し色として合わせてみました。暗く渋い色になりがちな寒い季節、華やかなインナーは着回しもきいて大活躍してくれます。
色々な生地をパッチワークした「襤褸(らんる)ストール」や「リメイクリペアジーンズ」は、一つ持っておくと遊び心あるアクセントとして活躍してくれます。長い間使い込んでもらい、弱った部分にはお好みの生地を足してリペアしてもらう。自分だけの一枚に育ててもらえるのも、パッチワークの良いところですよね。
秋は重ね着ができ、コーディネートの幅がグッと広がります。ぜひ色々なアイテムに挑戦し、オシャレを楽しんで下さい!これから朝晩と冷え込んできますので、羽織りものを上手に使ってお風邪などひかれないようにしてくださいね♪
※「襤褸ストール」「リメイクリペアジーンズ」はオンラインショップへの入荷、および再入荷予定のない作品となります。衣各店まで、お問い合わせください!
「民族衣装」 コロモ-ル 禾本2011.11.09
皆さん、こんにちは。コロモールの禾本です。
今回気まぐれ日記、私からは民族衣装についてお話したいと思います。
というのも、先月の全店合同イベント「衣 秋冬展示会」が行われたのですが、この時、私がデザインした作品が衣作品として登場させていただく事ができました。
以前、インターネットでたまたま見つけて…、その時見ただけの中国のどこかの省の民族衣装。もう探し直そうとしても、どうやってその写真にたどり着いたのかも覚えていないのですが、それでも忘れる事の出来ない脳裏に焼き付いた写真が、この作品のデザインイメージとなったものなのでした。 (「衣族(ころもぞく)の装いロングTシャツ」へはコチラから)
その土地土地の独特な色や形、素材、柄など様々で、国と国が繋がり、共通しているものがあったり、また国の中でも何種類にも分かれていたり…、実際に見ていくと楽しいですよ。
オススメの民族衣装や雑貨などあれば、是非教えて下さい。きっとうちの衣のスタッフもそれぞれ他の人には言えないものを、実は隠していたり…というのもあるかも知れないので声をかけてみてください。
期間限定ショップより御礼申し上げます2011.11.08
こんにちは!赤瀬です。
この秋冬、ぐるぐると三越と伊勢丹のお店を巡らせていただいている中、気が付けば1つ季節をまたいでいました!楽しい時を過ごす分だけ、時の流れが速く感じられます。私はさすらいのスナフキンのように気分は旅人で、行き先々、うつりゆく風景を日々楽しんでいます。
先月末の三越日本橋本店、昨日までの伊勢丹松戸店と、今回もたくさんのお客様にご来店いただき、本当にありがとうございました!ここでもまた、色々なお客様とお話ができ楽しい時間を過ごすことができました。
関東のお客様の中には、11月・12月に京都へ旅行する予定にされている方もとても多く、そんなお話を伺うだけでも嬉しい限りです。今年の紅葉はどうでしょう…!?楽しみですね。
さて、次は何と!!2カ月ぶりに、立川伊勢丹への出店となります。今回は、これまで開催しておりました1Fスペースではなく、じっくりと作品を見ていただける空間の広い4Fスペースでの開催となります。
期間:11月9日(水) ~ 11月15日(火) 伊勢丹立川店4F
前回とはまた異なる季節、これから冬にかけて楽しむことのできる作品を、多数とりそろえておりますので、是非遊びにいらしてくださいね!!皆さまとお会いできる事を楽しみにしています。
「くびなが族」 松本パルコ 島2011.11.01
・・・赤瀬店長のボディペイント族(ケイタイの方はこちらから)はなかなかの衝撃でした。(あの画像は大丈夫なのでしょうか・・・)。果たして、その情報をお持ちの方が来店されるのは、いつなのか・・・、首を長くして待ちたい所ですね。という事で今回は「首長族」です!!
小さい頃に、あれはたぶん「なるほど・ザ・ワールド」(なつかしい…)だったと思うのですが、初めてTVで見た時のその衝撃たるや、小学生には少々強かったのを覚えています。
首長族の起源はチベットと言われ、その後中国雲南地域を経て現在はミャンマーに移住したとされるそうです。
村落(そんらく)内の選ばれた女性が首に金色のリングをまとい、年齢と共にその輪を増やしていく・・・。ちょっと体の力が抜けていきそうです・・・。でも、実は首が伸びているのではなく、首を長くみせているのだとか。
リングの圧で、アゴを引き上げ鎖骨の位置を押し下げている事により、長く見えているのだと。(・・・どちらにせよ体の力が抜けていきます。)
なぜ、首を長くするのかは、実は真実は定かではないとか。首長族を生み出しのは「龍」であったため後継者として首を長く模している・・・、または村が「虎」の群れに襲われたときに女性の喉ばかりを噛みちぎったため、女性の喉を保護する輪をはめた・・・などなど他にも様々な言い伝えがあるそうです。
この日本ではびっくりな事もその土地では当たり前、その逆もしかりです。だからこそ、日本の伝統を残し、伝えていきたいですね。「首長族」に会いに言った事がある!という方、ぜひ教えてください。首を長くしてお待ちしております!
臨時営業のお知らせ2011.10.29
衣 寺町店 臨時営業時間のお知らせ2011.10.28
平素は当店を御利用いただき御厚情のほど、心より御礼申し上げます。
衣寺町店より、臨時営業時間に関するお知らせです。
【10月29日(土)】 13:00~20:00
皆様にはご迷惑をおかけ致しますが、ご理解いただきますよう宜しくお願い致します。
衣 寺町店(TEL:075-212-6353 Mail:koromo-teramachi@kodaishin.jp )
「衣の着あわせ」 コロモール2011.10.27
季節は秋ですね!
「おしゃれを楽しむ秋!」という事で、今回はコロモールから、この秋いちおしのコーディネートをご提案いたします。
まずはこちらの「ウールブランケットベスト」!“ニードルパンチ”と言われる技法を使い、針で生地を何度も掻き(かき)、別色を浮かび上がらせ雲を表現しています。同じ技法で「ウールブランケットジャケット」も登場しています!!
軍もののブランケットのような素材感が、なんとも渋いのです。そんなウールブランケットベストを、大人っぽさのある渋い着あわせとは、また違った雰囲気にしてみました。
ベストの中には妖怪の刺繍がかわいらしい「くりくもゆったりチェック長袖シャツ」を。ボトムには「リメイクリペアジーンズ」でかっこよく。渋い雰囲気のベストに明るめの色を合わせてもおしゃれなります。
そして最後に足元に「革靴」。お馴染みの方もおられるかも知れません。【衣】が【吉靴房】さんに別注して作りあげた革靴が、この11月からコロモールにて、受注販売を受けたまわることになりました。
前回、気になっていたけど買いそびれた方は是非、作りに来てください。2足目に挑戦される方もお待ち致しております!色違い、柄違いで…今日はどれを履こうか考えるのが楽しくなりそうですね。※詳しくは気まぐれ日記にてご覧ください(モバイルの方はコチラから)。
おしゃれをして出かけるのが楽しみなこの季節。重ね着や小物使いをしてワンランク上のお洒落を楽しんでみてはいかがでしょうか?
※「くりくもゆったりチェック長袖シャツ」はオンラインショップでは、取り扱い予定のない作品となります。各店まで、お問い合わせください。
コロモールにて靴(くつ)作り!2011.10.27
みなさん、こんにちは。コロモールの禾本です。
もう11月ですね。衣では秋モード全開です。
さてこの度、コロモールでは、京都の手作り靴職人「吉靴房」に、衣(ころも)別注をお願いし作り上げた、完全1点ものと呼べる靴を、この11月から常時受注販売を受け付けさせていただく事となりました。
【期間】11月1日(火)~
【柄】唐獅子牡丹、龍、鯰、菊、蓮
【サイズ】23.0cm~27.5㎝(他のサイズはご相談ください)
【外側革色】こげ茶、えんじ、紺、黒、苔、キャメル
【ソール色】黒、ベージュ
【外側革色】黒、茶、白
【価格】¥38,640(税込)
■お渡しは御注文いただいた月の翌月末となります。※ひと月あたりの制作数には限りがございます。予定数に達したのちのオーダー分は、翌月以降のお渡しとなります。あらかじめご了承ください。
長く履きこむほど、味が出て足と馴染みます。あなただけの一足を作りに来て下さい。お待ちしています!!
「民族楽器」 寺町店 山田2011.10.25
気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。
寺町店の山田です。
この秋冬の衣「少数民族」はもう、見て頂けましたでしょうか?さて、今回は私が「少数民族」という言葉から1番最初に連想した『民族楽器』について触れてみたいと思います。
まずは世界最古の管楽器と言われる「ディジュリドゥ」。 1000年以上前(2~3万年前との説も!?)にオーストラリアの先住民アボリジニによって作られたとされています。
同じ木管のフルート等とは違い音階を指で変えれるような構造は一切持たず、低く唸るような振動音を口の形や吹き方により変化させ、その音色を鳴り響かせます。古来より祭礼に使われていた為かどこか呪術的で厳かな気持ちにさせてくれます。
続いては、ギニアを中心とした西アフリカにおいて生まれた「ジャンベ」。 こちらは打楽器ですが、いわゆる“バチ”を使わず素手で叩きます。リズム感や躍動感がそのまま体に伝わり、踊りだしたくなるような心地良さ!です。
そして、今回の私のオススメは唯一体験したことのある民族楽器「口琴(こうきん)」です。 こちらは日本ではアイヌ民族が好んで使ってきたとされています。ビールの栓抜きのような金具を口に当て、中央のレバーを引くだけなのですが、さてその音色は!一言で言うと「ビョ~ン」・・・。
民族楽器と言う言葉の重厚なイメージとは裏腹に、ひときわ間抜けな音でして、口の形を変える事でこれが「ビ~ヨヨヨ~ン」となるわけです(伝わりますでしょうか?)。
とにかく弾き続けると小さな事にこだわっている自分がバカらしくなる事、間違いなし!の楽しさなんです。手軽に遊べる『民族楽器』ですので皆様も是非、お試しを!
『襤衣』に育てる~初めの一歩~2011.10.22
寒い日が続いております。皆様風邪などひかれてないでしょうか?こんにちは!松本パルコ店の丸山です。
「襤衣(らんい)に育てる」ブログ、スタッフのあんな一枚こんな一枚、それぞれ個性がでていて見ていて楽しいですよね!
今回は私がまさに今、「育てている」一枚をご紹介いたします。
日頃、ご来店されるお客様のはかれているものや、リペアのためにお預かりする時などで目にするジーンズ。
その人の生き方が表れているかのような色落ちやアタリ、擦り切れた裾。
はき込むことでその歴史が生地に刻み込まれ、まるで彫り込まれたかのような手描きの絵。
皆さんとても素敵に育てておられるのを横目でみて、羨ましく思っていたのですが、
そんなある日、松本パルコ店へやってきたのがこの「唐獅子牡丹ジーンズ」です。
正面に、躍動感あふれる抜染の獅子。手振り刺繍で彩られた一輪の牡丹。
はき込んだらどんな表情(かお)になっていくんだろう!?
店長に頼み込み、うきうきしながら連れて帰ったのがちょうど1年半前…。
毎日のように見ているとなかなか変化には気づきにくいものですが、ふとした瞬間に「育ったなぁ」と実感します。もともと加工が施されてはいたのですが、所々擦り切れ、全体が青く冴えてきました。
手振り刺繍の糸も、元はふっくらと立体的だったものが、良い具合に生地になじんできています。
『襤衣』になるのはまだまだ先ですが、はきこんで破れてきたらどんな風にリペアしようか…そんな事を考えるのが最近の楽しみになってきました。まさに『襤衣』への一歩を踏み出した所です!
そんな「唐獅子牡丹ジーンズ」が、これから更に育っていく姿、是非お店に見にいらして下さいね!