照明の魅力!2018.02.12
こんにちは!名古屋店の堀田です。
回ってきました!「絵心しりとり」。(笑)
何が来るかとドキドキしていましたが、「杉本 博司」からの「し」ということで、、。
これしかないでしょ!『照明』です!!
っと言ってもザックリすぎて、何なのかパッと頭に思い浮かばないかと思いますが、今回スポットを当てるのは、ライブ照明です!
ただ単にライブ好きというのもありますが、実は私、専門学校でコンサートステージ照明の勉強をしておりました。
今でもライブに行くと、気付けば照明に目がいってしまっていたりということも、、、。
大きなドームやホールでのコンサートのセットも、すごく圧倒されるものがあって魅力的ですが、私が特に好きなのは、小さいライブハウスの演者と楽器の必要最低限だけのものが置かれたシンプルなステージの照明です。
音楽に色を付ける事が出来るのは照明だけ。
明るい曲だからたくさんの色を使えばいいというものではなく、灯体、角度や色…センスと腕の見せ所なのです。
何気なく見ている照明もなかなか奥が深く、曲とカチッとハマッたときは見ててとても気持ちが良いんですよ!(笑)
これは、ちょうど一年前に見に行ったライブの写真なのですが、
一度につける照明の色の数を絞って、シーンごとの差をしっかりつけてて、私的にはなかなか好きな照明でした。
中でも、バラード曲を色を使わず演出したこの照明がお気に入りです。
スモークをたいているので、光の筋がとても綺麗に見えて、幻想的な空間を作り出してくれています。
ライブやコンサート、舞台などを見に行くと、どうしても演者さんに目がいってしまいがちかと思いますが、機会がありましたら照明にも注目していただけると、いつもとはまた少し違った楽しみ方ができるかも!と、、。(笑)
一足早く…2018.02.11
立春を過ぎ暦の上ではもう春ですが、まだまだ「春は名のみの…」寒さですね。
とはいえ、気になるのはやはり春夏物。ではないでしょうか。
届いてますよ!KRMの新作「鬼刺し子切替リネンジャケット」!!
「ガシッ」と「くたっ」の中間、と言った麻の持つ独特の良い風合い。
ポイントで切り替えた鬼刺し子のインディゴが知的な印象を出してくれます。
インに入れたのは「牡丹唐草ガーゼシャツ」の山吹。
先日の着合わせブログで寺町店からもご紹介がありましたが、合わせる色合いひとつで季節感を演出することが出来ます。
リネンの色合いにあわせた、山吹色の渋い色合いとガーゼ素材の持つ柔らかさが、固苦しくならずにまとめてくれます。
そして鬼刺し子の色に合わせた「襤褸ネクタイ」、ボトムには定番の「瀟洒ジーンズ」を。
色、素材。そんなところから、一足早く季節を感じてみるのも粋ですよね。
古代人が見た風景2018.02.05
こんにちは!期間限定ショップの赤瀬です。
「絵心しりとり」心斎橋店の小谷店長から、私に回ってきたのは「す」。
みなさま、「杉本 博司」 という人物をご存知でしょうか!?
杉本博司は、現代美術の最前線で活躍する写真家のひとりです。
一般的に写真の作品というのは、目の前にある何かを写し、視覚的に訴える作品が多いのですが、杉本さんの写真は厳密なコンセプトと哲学に基づき作られます。
ジャンルで言うと、“コンセプチュアルアート”に分類されるのですが、杉本さんの存在を知ったのは、大学生の頃…、コンセプチュアルアートだの哲学だの、私にとってはとても難解で、今でも何がなんだか分かりません。
しかし、杉本さんの写真展で初めて本物の写真を見た時の衝撃は今でも忘れられません。色々な作品がある中のひとつ「海景」というシリーズ。
日本海、北太平洋、地中海…
どれも違う海を写しているのですが、空と水平線のみ、どれも同じ構図で、え?なんだこれは。
ただの海やん…と思うのですが、作品のコンセプトが
「古代人の見た風景を現代人が同じように見ることは可能か」
衝撃的でした!海は地球が出来た時から同じ形状なので、ここに写っている写真は確かに古代人が見たものと同じや! 私も古代人と同じ風景を見ている!と、ひとりでその写真の前で興奮したのを覚えています(笑)
先日、故郷である香川県に帰省した時、讃岐平野が一望できる場所へ行ったのですが、ふと、杉本さんの作品を思い出し、讃岐の生まれである弘法大師空海も1200年前に、同じ風景を見たのかなぁ…と、杉本さんの真似をして写真を撮ってみました。
街の雰囲気は違えど、讃岐平野に広がる山々の稜線は、弘法大師と同じものを見ているはず!!
今年は「空海が見た風景」と題して、一人で勝手にシリーズ化をしようと思っています。
という事で、次の人へのバトンは“杉本博司” の “し” です。
インナーから春のご準備を!2018.02.02
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店です。
最強寒波到来と言われ、寒さのピークが猛威を振るっておりますね。
さりとて季節は進みます。本格的な寒さが和らいできたときに、又、防寒アウターを脱いだ時には少しお洋服の色トーンも上げておいて頂き、今から準備をしておくのがおススメです。そんな着合せがこちらです。
人気の「市松ランダム釦ダウン長袖シャツ」(青)のインナーに差し込みましたのは、新作「The・ジパング陽月獅子ロンT」(生成り)。
唐獅子は生成りに黒で描かれその爪や牙など鋭く、又、胸元の大きな太陽が茜色にかすれがかった調子で輝いおり、日出づる国ジパングを想起させる文句なしのカッコよさ!
肌あたりの優しさもありながら生地も丈夫なジンバブエコットン製のロンTは、買って損なし!の私の中で絶対の信頼をもつ1着です。
スタッフ人気の高い「2WAYがま口inショルダ-バック」(黒)は、ちょっと差が付くコーディネートのアクセントになります。
対局を成すこちらのもう一色、(墨黒)にはシャツの(生成り)を合わせて。
全体が黒のトーンに青い月は、さながら草木も眠る丑三つ時。
(生成り)と比べると全てが対照的でシックで合わせやすい配色です。
シャツは(生成り)を選びバックも(茶)に。
本当はどれも1枚で見せたい柄・デザインなのですが、それは季節が進んだ時のお楽しみ!
もう少し寒さは続きますが、梅の咲く季節に備えてインナーはそろそろ明るいトーンを忍ばせてみてはいかがでしょうか?
次のシーズンへ向けてのご提案も色々とさせて頂きます、お近くへお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。
衣スタッフ求人情報を更新しました2018.01.30
オスティア・ジャパン衣 リクルートページを更新しました。
衣好きにも、衣を知らなかった方にも。
日本のもの作りや、職人の想いを、スタッフの一員になって、一緒に伝えませんか?
ご興味があれば、それだけで十分な応募資格を持っておられます。
まずはお気軽にご連絡下さいませ。
【リクルートページはこちら】
クリスマスの楽しみ2018.01.29
皆様こんにちは。心斎橋店の小谷です。絵心しりとり、山田店長より受け継いだ言葉は「ク」。
「ク」と言われた瞬間、これしかない!という絵が頭にパッと浮かびました。
少路和伸さんという画家さんの絵です。
毎年クリスマス近くになると心斎橋付近で個展を開かれており、その個展へ遊びに行くのが、私の毎年の楽しみなのです。
「クリスマス」をテーマに幻想的な風景と、サンタクロースが描かれている絵は、ジッと見つめているだけで引き込まれそうなほど、魅力的です。
正直、美術や芸術などにそんなに詳しくない私は、美術館や資料館などにも、あまり行ったことがありません。
しかし、小路さんの絵は初めて見た瞬間から、その世界観に圧倒され、毎年必ず行きたくなるのです。
気付けば2017年でもう4度目でした。
特に好きな絵のポストカードも集めており、飾ったり、メッセージを書いてクリスマスカードとして贈ったりしています。
2018年も始まったばかりですが、もうすでにクリスマスが待ち遠しい次第です。(笑)
ではでは、私からのしりとり言葉はクリスマスの「ス」を受け渡したいと思います!
それでは次の方、期間限定ショップの赤瀬店長、よろしくお願いしまーす!
春を先取りしちゃいましょう♪2018.01.26
こんにちは!三条店です。
今回ご紹介させて頂きますのは「藍澄みの大輪牡丹 二重コート」です。
季節を先取りしたスプリングコートが入荷致しました!!
その名の通り、生地が2枚重ねで作られておりますので、透けず、安心して着る事ができ、中に着られます、
インナーへの色移りの心配も軽減する事が出来ます!!
今の時期でしたら、インナーにタートルネックを合わせて頂き、こちらをアウターの下に着て頂くのがベストなコーディネートです!!
下はお写真の着合わせのようにシルエットの太めのパンツにも、細身のパンツにもよく合いますよ♪
生地もとても軽やかで、歩く度にふわっときれいなシルエットを描いてくれますので、とても華麗な1枚なのです・・・。
牡丹総柄の物と2種類ご用意しております!!
お好きな方を今年のスプリングコートにお選び下さいませ♪
名古屋店 閉店時間 臨時変更のご案内2018.01.24
いつもオスティア・ジャパン衣 名古屋店にお越し頂き、ありがとうございます。
降雪による交通機関等への影響から、誠に勝手ながら名古屋店は本日19時にて閉店をさせていただきます。
ご迷惑をお掛け致しますが、どうぞよろしくお願い致します。
降雪の影響による荷物のお届け遅延について2018.01.23
【オンラインショップをご利用のお客様へ】
いつもオスティア・ジャパン衣をご愛顧いただきまして、ありがとうございます。
昨日に降りました雪の影響から、高速道路等の交通規制など、関東甲信地方を中心に荷物のお届けに遅れが生じております。
また明日以降も降雪の予報が出ている地域もあり、関東甲信地方に限らず、お荷物のお届けに時間がかかる場合もございます。
お届けご希望日を頂いておりました際にも、猶予を持ってお荷物の発送をさせていただくのですが、遅延の可能性もございます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどをお願い申し上げます。
Online shop
キューブリック2018.01.22
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店の山田です。
今回の「絵心しりとり」ですが、バトンとなる言葉は「き」ということで、今回はかつてどっぷりハマった映画監督「キューブリック」(スタンリー・キューブリックです(笑))による映画作品をご紹介させて頂きます。
ご存知の方も多く、一度は目にしたことがある!という方も多いかと存じますが、今回ご紹介したいのはそのストーリーや内容は?ということではなく、私がこの監督の作品にハマった理由である「色彩」についてです。
その中で、今回はSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」をご紹介させて頂きます。
まずは宇宙船ディスカバリー号船員の宇宙服。
宇宙服のイメージは通常白ですよね、しかし本作で登場する宇宙服はコチラの赤。白い船内に真っ赤な宇宙服がなんとも鮮烈です。
続きまして、これまた白い枠に朱赤の摩訶不思議な形の「ボールチェア」
何とコレ、今をさかのぼる事40年前のデザインなんです!当時は100万円と言われていたこの椅子に当時どれだけ憧れたことか・・・。※今ではイミテーションが2万円程でも買えるようです。
そして、最後は「スターゲート」というワープゾーンのような場所を通り抜けるシーンなのですが正に極彩色!CG未発達であった当時にアナログな手法で映画の一コマにおよそ3分と気の遠くなるような作業量の果てに完成したそうです。正に異空間旅行を目にしたような衝撃でした。
これら全てが鮮やかに映え、90年代の後半あたりにこれを見た私にとって、やがて来る2001年という未来そのものを感じさせてくれたのを覚えています。
又、キューブリック自身は、とにかく妥協を許さない完璧主義者であったことで有名です、そんな彼の作品だからこそ私のようなアートに鈍かった人間をも引き付けられたのかも知れません。そして、それはどこか私が惹きつけられた「衣」のデザイナーである、「衣主」の姿勢とも重なります。
さて、お次のしりとりの頭文字はキューブリックの「ク」。
スタッフそれぞれの個性が少し垣間見られる面白いテーマかと思います、是非、次回もご覧くださいませ!